人生を一変させた“秘密の恋”を描く息をのむ傑作ラブストーリー『帰らない日曜日』のインタビュー映像とメイキング写真が解禁された。
原作は、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などに絶賛された小説「マザリング・サンデー」。舞台は1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイドのジェーンは英国名家の跡継ぎのポールとの秘密の恋に身も心も捧げるが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう―。監督は、カンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。W主演を務めるのは、注目の女優オデッサ・ヤングと、大人気ドラマ「ザ・クラウン」で各賞を席巻した人気急上昇中の英国俳優ジョシュ・オコナー。さらに、コリン・ファース、オリヴィア・コールマンという豪華共演。イギリス屈指のスタッフが集結し、階級違いの<秘密の恋>を美しく描いた愛の物語が誕生した。
本作の衣装を担当したサンディ・パウエルは、アカデミー賞を3度受賞し、『キャロル』(15)や『シンデレラ』(15)など数々の話題作の衣装デザインを手掛け、アカデミー賞に史上最多の15回ノミネートされた記録をもつ。本作のプロデューサーであるエリザベス・カールセンとスティーヴン・ウーリーとは長年の友人関係にあり、キャストからの信頼も厚い超一流スタッフである。その仕事ぶりは『女王陛下のお気に入り』(18)でパウエルとコラボしたオリヴィア・コールマンも「本当に天才」と絶賛するほどで、「衣装のうち少なくとも2着は彼女の家にあった生地を使っています。私にはカーテンみたいに見えたのですが、彼女がアレンジしてピンで止めると、驚き!1920年代の衣装が出来上がったのです!」と、機転を利かせた職人技に驚きを隠せなかったという。
また、コリン・ファースは昼食会のシーンで着用した緑色のウェストコートがお気に入りだそうで、「衣装は役を理解するのに非常に役に立ちます。プロジェクトの始めからサンディとよく話し合い、ニヴン氏というキャラクターの理解を深めました。彼女との会話のなかで、ニヴン氏は出版業者だというアイデアがでて、想像を膨らませました。彼女のように洞察力のある人と一緒に組むと、物事がよりクリアに見えてきます」と明かし、役作りの上で衣装が大きな役割をもたらしたと語っている。
本作では、1920年代~1980年代に渡り、メイドのジェーンが小説家となって成功するまでの生涯を描いているが、どの年代のジェーンも赤を基調とした衣装を着用しているため、グレンダ・ジャクソンが演じる後年の姿でも、一目で昔の彼女と同一人物だと観客に認識させることができた。豪華キャストと一流スタッフの才能が集結し、映画史に残る新たな愛の傑作が誕生。観るものを魅了する煌びやかな衣装にも注目だ。
インタビュー映像
『帰らない日曜日』は全国で公開中!
監督:エヴァ・ユッソン
出演:オデッサ・ヤング、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、オリヴィア・コールマン
配給:松竹
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