リアルとファンタジーが入り混じる文科系哲学恋愛映画『恋は光』の場面写真が解禁された。
原作は、“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに、ウルトラジャンプ連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった『恋は光』。 “恋の光”が視えてしまう大学生・西条を演じるのは神尾楓珠。西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野七瀬が演じ、共演には平祐奈、馬場ふみかが顔を揃える。脚本・監督は小林啓一。
今回解禁された場面写真は、主人公・西条と同じ特異体質を持った女子高生、大洲央(おおずなかば)を演じた伊東蒼を収めている。彼女も西条と同じく、恋をしている女子から発せられる光を感知することができるキャラクターだ。どこかミステリアスな雰囲気を残しながら、素朴で等身大の女子高生の姿を演じた伊東蒼は、彼女にしか出せない独特なオーラと確かな演技力で今最も注目を集めている新星。現在16歳の伊東は6歳の時、ドラマ「アントキノイノチ~プロローグ~天国への引越し屋」(11/TBS)で女優デビュー。その後、10歳の時に出演した『湯を沸かすほどの熱い愛』(16/中野量太監督)では、宮沢りえやオダギリジョー、杉咲花と並びその存在感を観客にはっきりと印象付けた。
そして昨年からの活躍は目まぐるしく、『空白』(21/田恵輔監督)に続き『さがす』(22/片山慎三監督)と、鮮烈な印象を与える役どころで「実力派」と呼ばれるにふさわしい女優へと急成長を遂げた。交通事故の被害者となる内気な中学生、そして突然姿を消した父親捜しに奔走する中学生と、時代を切り取り、社会問題を抉り出すような難しい作品への出演が続いた伊東だが、『恋は光』では「恋」について語るフレッシュな姿を披露する。
今回解禁された場面写真では、眼鏡をかけたセーラー服が現役女子高生ということもありとても似合っている。夏の日差しの中で、神尾演じる西条と、西野演じる北代と対面する央はどこか嬉しそう。彼らの邂逅で、物語にはどんな化学反応が起きるのか?そして本作で伊東蒼が見せる新しい一面とは―。
『恋は光』は2022年6月17日(金)より全国で公開!
監督・脚本:小林啓一
出演:神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、伊東蒼、宮下咲、花岡咲、森日菜美、山田愛奈、田中壮太郎
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会