ソル・ギョング×イ・ソンギュン共演の衝撃実話『킹메이커(原題)』が『キングメーカー 大統領を作った男』の邦題で8月12日(金)より公開されることが決定した。
今年3月に実施された韓国・大統領選挙では保守系の最大野党のユン氏が当選し、5年ぶりの政権交代が話題となったが、最高権力の座をめざして政治家たちが激突し、負ければ汚職行為を問われて刑務所入りになることもあるのが韓国の国政選挙。本作は、まさに生き馬の目を抜く苛烈な大統領選を描いた衝撃作。韓国映画界が得意とするポリティカル・サスペンスの真骨頂であり、2人の男たちのドラマが韓国政界の深すぎる闇を暴き出す。
光の当たる表の存在として民衆の希望となる国会議員キム・ウンボムを演じるのはソル・ギョング。本作では、実際の政治家の演説シーンを参考にしながらも自身ならではのキャラクターを模索し、その類まれなる存在感で、前年の『茲山魚譜 チャサンオボ』に続き、2年連続で百想芸術大賞の最優秀男性演技賞を受賞。一方、同じ理想を追いかけながらも、ウンボムの影となり力を尽くすソ・チャンデに扮するのは『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュン。イ・ソンギュンは、『パラサイト 半地下の家族』以降、スクリーン復帰作として本作を選び、誰よりもお互いを必要としながらも、決定的なところで混じり合わない2人の複雑な関係を熱演し目が離せない。
監督を務めたのは、ソル・ギョングが主演した『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』のビョン・ソンヒョン。本作を歴史の重みを感じさせる本格派の政治映画として描き新境地を開拓、その才能の奥深を見せつけている。
今回解禁された日本版ポスタービジュアルには、“世界を変えるため、大統領を目指した男には、存在も名前も知られていない「影」として生きた選挙参謀がいたー”というコピーとともにソル・ギョング演じるキム・ウンボムと、イ・ソンギュン演じるソ・チャンデ、運命共同体ともいえる二人が光と影を表すかのごとく、背中合わせに配された。
『キングメーカー 大統領を作った男』は2022年8月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開!
監督:ビョン・ソンヒョン
出演:ソル・ギョング、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン、チョ・ウジン
配給:ツイン
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