ノオミ・ラパス主演『LAMB/ラム』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。主演・製作を務めるのは『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパス。監督は、『ニーチェの馬』のタル・ベーラ監督が指揮するフィルムファクトリー出身で、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当、本作が長編デビューとなる北欧の新たな才能ヴァルディミール・ヨハンソン。「映画作家としての異彩を放っている」と絶賛した米「インディ・ワイア」誌を始め、衝撃的な設定の中にもリアリティを持った世界観を構築したことで世界から称賛を浴びた。

今回解禁された予告編は、多くのアイスランド民話が織り交ぜられた本作にちなみ、「あるところに愛する子供を亡くした羊飼いの夫婦がいました」とおとぎ話調の語りで始まる。アイスランドの農場で穏やかに暮らすある夫婦が映し出されるが、羊の出産で“何か”が産まれると、映像は不気味な展開へ。夫婦はその“何か”をアダと名付け、大切に育てる決心をしたことが見て取れるが、猟銃を構える妻マリアや死体となった羊の姿など、恐ろしい映像の数々が次々と映し出される。さらに夫妻の「アダ!」と名前を叫ぶ声がアイスランドの大自然に響き渡り、より一層混沌とした異様な雰囲気の中、ついにその“何か”=アダの姿が垣間見える。この世のものとは思えないその存在は一体なぜ生まれてきたのか。最後を締めくくる「幸せの始まりよ」というマリアの言葉と獣の鳴き声が意味深に響き、不穏かつ衝撃的な映像に仕上がっている。

併せて日本版ポスタービジュアルが解禁された。マリアが大切にアダを抱きかかえる様子が絵画調に切り取られているこのポスターはA24が開発したビジュアルをグラフィックデザイナーの大島依提亜がデザインを再構築。気品を感じる飾り枠も施され、不穏ながらも美しい作品の世界観が表現されている。

予告編

また、6月10日(金)より、ビジュアルデザインの大島が同じくデザインを手がけた、「母なる自然の優しい風合い『LAMB/ラム』墨絵風てぬぐい」特典付きムビチケカードが上映劇場にて販売開始される。ムビチケサイトからはムビチケオンライン券(特典なし)も購入できる。詳しくは こちら

前売特典(てぬぐい)

『LAMB/ラム』は2022年9月23日(金・祝)より全国で公開!
監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
配給:クロックワークス
©2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON