世界で最も有名な“スペース・レンジャー”の誕生の秘密を描く『バズ・ライトイヤー』の日本版声優にかまいたち・山内健司が決定した。
ピクサー・アニメーション・スタジオの第1作にして、世界初の長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。世界中が涙した続編は日本でも大ヒットを記録した。「トイ・ストーリー」シリーズのアンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤー。ウッディとともに“おもちゃ”たちのリーダーとして<誰よりも仲間思い>のキャラクター、バズ・ライトイヤーのモデルとなったのは、アンディが夢中になった大好きな映画の主人公“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤー。本作では誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く。
今回、キュートな見た目だけでなく、ハッキングを始め、様々な能力を持つ万能な相棒で、バズの冒険をサポートしていくソックスの日本版声優に、キングオブコント2017で王者に輝き、今やメディアで見かけない日はないほど大人気のお笑いコンビ・かまいたちの山内健司が決定した。山内は、バズ・ライトイヤー役の鈴木亮平、イジー役の今田美桜と同様に米国のオーディションを経てソックス役を射止めた。
家族と共に大の『トイ・ストーリー』好きだという山内は、自身で猫専用のYouTubeアカウントを運営するほど猫好きでも知られる。そんな猫好きの山内は“猫”型の友達ロボットのソックス役に決まった時の心境について「最初は本当ドッキリかなって…。猫のYouTubeもそこまで反響なかったんで…ここに来てすごい大反響が来たなっていう。めちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びを明かした。知らせを聞いた際には相方の濱家も同席していたようで「マネージャーから話を聞いた時、濱家も聞いていたんですけど、めちゃめちゃ悔しがっていました。“俺は!?”って。めちゃめちゃ出演したかったんだろうなっていうぐらい、大絶叫してましたね。“すげぇっ!”って」と振り返り、今回の山内の声優起用の一報に、悔しさも滲ませながらも喜ぶ相方の濱家の様子も明かした。
本作で描かれる“スペース・レンジャー”のバズの相棒・ソックスについては「猫型のロボットと言っているけれど、パッと見はほんまの猫ちゃんと変らなくて、リアルな猫ちゃんの動きをする。でも人の言葉を喋ったり、バズに寄り添って気持ちが通じ合ってたりとか、ロボットっぽくない一面もあるんです。そこがすごく魅力です。ソックスはバズにとって本当にかけがえのない親友というか、運命共同体のような存在なんです」と、猫好きの山内も納得の魅力溢れるキャラクターであると同時に、『トイ・ストーリー』でのウッディとバズのような、本作のバズにとって大切な相棒となることを明かした。
山内といえばコント内の幅広い演技力に絶賛の声が多く挙がっているが、アフレコについて聞かれると「台本を見たら、“ニャーニャー”だけじゃないぞ、めちゃめちゃセリフがあると驚きました。ロボットなので感情がこもっていてもロボットじゃなくなる、かといって淡々と言うと“ソックスにはもうちょっと感情があるので…”と吹替演出の方に言われ、“どないしたらええねん!”と大パニックになりました。自分のコントではわかりやすいキャラクターしかやったことがなかったので、ソックスの絶妙な感情表現をするのが初めての体験でしたし、難しかったです」と、猫型ロボットというキャラクターならではの苦労を明かした。
劇中でソックスは唯一バズと時間を超えた冒険をする相棒として描かれているが、自身にとってソックスのような相棒はいるかと聞くと「いません!」と即座に回答し、続けて「濱家はソックスには全然及びません。靴下ですね。足袋かなぁ…。股引にしておいてください」と笑いを交えながら話した。最後に「自分の家族、嫁に観てほしいのと、相方の濱家に観てもらって、思う存分に歯ぎしりをしてほしい。“キィーッ”って悔しがってほしいです。『トイ・ストーリー』のファンな方はもちろん、かまいたちのお笑いが好きな方に是非、“僕が声優しているから観ました!”という声をSNSであげていただくと非常に助かります(笑)」と、ファンに向けてアピールした。
日本版本予告映像
『バズ・ライトイヤー』は2022年7月1日(金)より全国で公開!
監督:アンガス・マクレーン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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