キム・ユンソク×チョ・インソン初共演『モガディシュ 脱出までの14日間』の本編映像が解禁された。

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの生死をかけた脱出を描いた本作は、2021年7月に韓国で公開され、コロナ禍にも関わらず興行収入30億円を突破。2021年度の韓国映画No.1の大ヒットとなった。出演は、韓国のハン大使にキム・ユンソク、カン・テジン参事官にチョ・インソン。2人は本作が初共演となる。対する北朝鮮のリム大使にホ・ジュノ、さらに『新感染半島 ファイナル・ステージ』など話題作への出演が相次ぐ俳優ク・ギョファンが北朝鮮側のテ・ジュンギ参事官を演じるなど、韓国最高の俳優陣が勢ぞろいし、絶体絶命の状況に陥った人々を熱く演じている。監督はリュ・スンワン。モロッコでオールロケを実施し、衝撃的なスピードとダイナミックなカメラワークで繰り広げられる大迫力のカーアクションに、胸を揺さぶる人間ドラマを融合させたエンターテイメントを作り上げた。

今回解禁された本編映像では、本作で初共演を果たした韓国大使ハン・シンソン役のキム・ユンソクと、参事官カン・テジン役のチョ・インソンが、初めて出会うシーンを収めている。1990年、ソウル五輪で大成功を収めた韓国政府は国連への加盟を目指し、多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。駐ソマリア韓国大使ハン・シンソン(キム・ユンソク)もなんとか政府に取り入ろうと奮闘。 その外交戦のために派遣され、遠くソマリアの空港に降り立ったのが安全企画部出身の参事官カン・テジン(チョ・インソン)。 しかし空港に迎えは来ず、イライラしていたところ、猛スピードで車がやってくる。そこに乗っていたのは、ハン大使と、書記官コン・スチョル(チョン・マンシク)。

カン参事官の戸惑いをよそに矢継ぎ早に話し続けるハン大使は、彼が持ってきたスーツケースを取り上げ、中身を物色する。そして大統領への土産にするソウルオリンピックの記録ビデオを手に取り、ソマリア選手団の入場シーンがちゃんと映っていたかどうか確認したか?と聞く。「そこまでは…業務外ですよ」と口ごもるカン参事官の様子にコン書記官は文句を言うが、ハン大使はそれを諫めつつ「俺たちは大統領官邸に向かう。カン参事官は、タクシーで」と言い残し、去っていく。 

大統領官邸へと急ぐハン大使は、韓国の歴史的な国連加盟に向けてやっと大統領と面談ができることに意気揚々だが車が急停車。覆面をした男たちが車を襲い、窓ガラスが割られ、破片が飛んでくる。さらに銃を撃つ男たちに驚きを隠せないハン大使と書記官。この男たちはいったい何者なのか―。

リュ・スンワン監督は、本作で初共演となったキム・ユンソクとチョ・インソンについて「初共演とは思えないほど互いを大事に思い、気に掛けるのはもちろん、互いをより光らせようとする努力は画面にもしっかり表れている」と振り返る。そして「日本語で最も最高の状態を表現できる言葉で書いてください(笑)本当に素晴らしく、それ以上説明できないくらい」と大絶賛。「私はいつかお二人と仕事をしてみたいと思っていました。監督という職業に就いたおかげで、この世で誰よりも先に『モガディシュ』で演技をする彼らの姿を見ることができて本当に光栄でした」と語っている。

本編映像

『モガディシュ 脱出までの14日間』は2022年7月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国で公開!
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ、チョ・インソン、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク
配給:ツイン、カルチュア・パブリッシャーズ
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