アニメ『薔薇王の葬列』第23話「Mother ...... Goodbye.」のあらすじと場面カットが公開された。
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。
今回、6月19日(日)より放送される第23話「Mother ...... Goodbye.」のあらすじと場面カットが公開された。
第23話「Mother ...... Goodbye.」
半身であるバッキンガムを手にかけたリチャード。そこにアンが結核の再発を告白する。アンは、心優しい息子のエドワードを守るため、彼を廃嫡してほしいとリチャードに願う。愛するものが自らの手から零れていく残酷な運命を前に、リチャードはいないはずのバッキンガムを求めるあまり、ケイツビーを代わりにしようとする。だが、ケイツビーは「できません……。身体の熱で、魂をあたためることは」と答える。そんな状態の中、リッチモンドとの戦いは近づきつつあった。
【スタッフ】
脚本:内田裕基/絵コンテ・演出:宮崎修治/総作画監督:橋詰力、谷川亮介/作画監督:山中いづみ、小野和美、彭 佩琦、金正男、都築裕佳子
アニメ『薔薇王の葬列』はTOKYO MXほかで放送中!
監督:鈴木健太郎
声の出演:斎賀みつき、緑川光、速水奨、鳥海浩輔、内匠靖明、三上哲、日野聡、大原さやか、天﨑滉平、大塚芳忠
©菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会