アニメ『薔薇王の葬列』最終話・第24話「Requiem of the Rose King」のあらすじと場面カットが公開された。
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。
今回、6月26日(日)より放送される第24話「Requiem of the Rose King」のあらすじと場面カットが公開された。
第24話「Requiem of the Rose King」
「この名も、この血さえ、すべて幻だったというのなら――。この戦いに、何の意味があるというんだ」。リチャードは目の前に現れたティレルに導かれるように、自らの来し方を振り返る。「さあ、帰ろう。行く先が、眠ることすら許されぬ、戦場だとしても――」。
【スタッフ】
脚本:内田裕基/絵コンテ:鈴木健太郎/演出:田中瑛/総作画監督:橋詰力、小森篤、前田ゆり子/作画監督:都築裕佳子、香田知樹、大原大、中山由美、下江一正、河村あかり、スタジオギガ
アニメ『薔薇王の葬列』はTOKYO MXほかで放送中!
監督:鈴木健太郎
声の出演:斎賀みつき、緑川光、速水奨、鳥海浩輔、内匠靖明、三上哲、日野聡、大原さやか、天﨑滉平、大塚芳忠
©菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会