『エルヴィス』の来日記念!ワールドツアーフィナーレイベントが6月28日(火)に都内で行われ、主演のオースティン・バトラー、バズ・ラーマン監督、スペシャルゲストで玉城ティナ、新しい学校のリーダーズが登壇した。

世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリー。エルヴィスの<誰も知らなかった>真実の物語をバズ・ラーマン監督が映画化。ほぼ全編にわたり、吹き替えなしでエルヴィスになりきって歌唱とダンスを行うという難役エルヴィスに大抜擢されたのはオースティン・バトラー。バズ・ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる、圧倒的な歌唱力、そしてなにげない動作までもまるでエルヴィスのようなパフォーマンスを披露。エルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカー役をトム・ハンクスが演じる。数々の逆境を打ち破り世界を変えていくエルヴィスの生き様が、多くの伝説的なライブとともに描かれる。圧倒的なライブパフォーマンスで、誰もが知る名曲を、そして熱狂を体感できる。

今回が初来日となる主演のオースティン・バトラー。バズ・ラーマン監督は2013年の前作『華麗なるギャツビー』以来の来日となる。イベントの冒頭では新しい学校のリーダーズによるオープニングダンスが披露され、バトラーとラーマン監督が登場すると会場は大きな熱気に包まれた。

会場に集まったファンとのグリーティングを行った後、再びステージに登壇したラーマン監督は「エルヴィス・プレスリーは日本で愛されていたんですけど、彼の夢は日本でパフォーマンスをすることだったんですけどいろいろあって来れなかった。どうしてかを知りたければ映画を見てください」と挨拶した。

そのエルヴィスを演じたバトラーは「初めての来日でとても温かい歓迎を受けています」と笑顔を見せ、「(日本に来るという)エルヴィスの夢を僕が叶えることができた。そして彼の素晴らしい物語をみなさんと分かち合えるのは本当にすごいこと」と喜んだ。

玉城からは「ライブシーンへのこだわりはありますか?」という質問が寄せられると、ラーマン監督は「ライブシーンはオースティンがカット割りもしないで全部パフォーマンスしました」と明かし、「僕は演出しないで彼に任せた。スタッフに『カメラを回して』と伝えたくらい」とバトラーの演技について語った。また、ラーマン監督は玉城に「『華麗なるギャツビー』の続編があったらティナさんをキャスティングします」と約束する場面もあった。

“エルヴィスの一番の魅力”を聞かれたバトラーは「僕にとってのエルヴィスは“人間エルヴィス”です。さまざまな彼の魂を見つけることがとても大事でした。彼がステージでパフォーマンスする、何が彼を駆り立てたのかを学びました。笑い声が素敵でユーモアのセンスも素晴らしく心が広く、色んな事を深く考える方でした。知れば知るほど大好きになりましたし、それらがあるからこそステージで生き生きしていたと思います。愛にあふれていました。心からエルヴィスのことが大好きです」と語った。

【写真・文/編集部】

『エルヴィス』は2022年7月1日(金)より公開!
監督:バズ・ラーマン
出演:オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング
配給:ワーナー・ブラザース映画
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