『バズ・ライトイヤー』初日舞台挨拶に鈴木亮平ら日本版声優陣が登壇

『バズ・ライトイヤー』の初日舞台挨拶が7月1日（金）にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、鈴木亮平、今田美桜、山内健司（かまいたち）、りょうが登壇した。

ピクサー・アニメーション・スタジオの第1作にして、世界初の長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。世界中が涙した続編は日本でも大ヒットを記録した。「トイ・ストーリー」シリーズでアンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤーは、実は彼の人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公であり、本作はその＜映画＞の物語―。世界で最も有名な“スペース・レンジャー”の誕生の秘密を描く。

本作の公開初日に行われた舞台挨拶には、“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤー役の鈴木亮平、バズの運命を変える仲間・イジー役の今田美桜、キュートな猫型友達ロボット・ソックス役の山内健司（かまいたち）、バズを信じ続けた親友・アリーシャ役のりょうが登壇した。

自身が演じたソックスの帽子をかぶって登場した山内は「普段よりいい感じです。許してもらえるならどこの現場もこれで行きたいです」と言うと、鈴木は「かわいいしかでてこないですよね。どっちに向いて話せばいいか迷いますけど。黒目が似てます」と笑いを誘った。

「だいたい世代がアンディ少年と同じ」と言う鈴木は「スターコマンドって何？とかザーグって誰？とか。アンディ少年が見ていた“バズ・ライトイヤー”の物語ってこれか、これはハマるわけだ」と本作への思いを語った鈴木。また、「『無限の彼方へ、さあ行くぞ！』って言うじゃないですか」とセリフを発した鈴木に、山内から「今、所（ジョージ）さんのモノマネしました？」とツッコミが入ると、「後半ちょっと（笑）」と認めた鈴木。アフレコの前には「いったん所さんのモノマネをやってみてがいるんです。隠し味程度にしか振りかけてないんですけど」という鈴木だが、バズに似てると言われることもあるようで「あごがしっかりしているんです。似てるって言われます。髪形も近いかもしれない」と“バズとの共通点”を語った。

一方で今田は「アトラクションに乗ってるみたいです！迫力がすごいので同じ気持ちになってもらいたい」、りょうは「バズとアリーシャの絆は見ていただきたい」とそれぞれおススメのポイントを挙げたが、映画の舞台挨拶が初めてだとという山内は「ネタバレギリギリをどこまで攻めればいいのか分からない」と困惑する場面も。

本作の内容にちなんで、“仲間と出会って成長できて人生が変わった瞬間”を聞かれると、高校の時にアメリカに留学した際のことを振り返り、ホストファミリーとは今でも連絡を取り合っているという鈴木は「今もこういう仕事をしていると言うと、『周りの人を大切にしなさい』とか、本当にお父さんとお母さんなんです」と感慨深げに振り返った。同じ質問に今田は「今の事務所にスカウトしてもらったのが大きな変化。そうじゃなかったら福岡にいて東京には出てきてないだろうなというくらい」と言い、「仲間の出会いは人生が180度変わったきっかけでした」と語った。

最後に鈴木は「一番感動したのは、失敗したときにどう受け止めて、同前に進めばいいのかをバズに教えてもらいました。そのテーマのひとつを、この映画を見たらこういうことかとお分かりになってもらえると思います。大人も子供も感動して、興奮して、大切なものを持ち帰ってもらえる最高のエンターテインメントになっています」とメッセージを送った。

【写真・文／編集部】

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