『モエカレはオレンジ色』の大阪舞台挨拶が大阪ステーションシティシネマで行われ、岩本照(Snow Man)、生見愛瑠が登壇した。
デザート(講談社)にて連載中の玉島ノンによる「モエカレはオレンジ色」(通称「モエカレ」)。ぼっちのJK・萌衣が好きになったのは超シャイで真面目な消防士・蛯原。彼との出会いをきっかけに、どんどん前向きになっていく萌衣。蛯原もそんな萌衣に徐々に心を開いていくが、不器用な2人の恋はなかなか進まない…。そんな中、恋のライバルが現れて―。主人公・蛯原恭介役をSnow Manのリーダー・岩本照、ヒロイン・佐々木萌衣役を映画初出演の生見愛瑠が演じる。
岩本は「今日はほんまにありがとう!」、生見は「今日は楽しんでってな~」と関西弁で挨拶をした2人は、舞台袖でも練習をしていたという挨拶について、岩本が「(僕たちの)関西弁はどうでした?」と客席に問いかけると大きな拍手が沸き起こった。大阪での思い出を聞かれた岩本は「舞台をやっていたときに、SixTONESのメンバーとUSJに行ったり、心斎橋に行ったり」とエピソードを披露。生見は「皆さんが明るく接してくれ、ごはんもおいしかった」と話した。大阪出身のSnow Manのメンバー、向井康二の話になると岩本は「康二の地元でもある大阪で、せっかくなら関西弁は話したいと思っていた」と明かし、メンバー愛を覗かせる一幕も。
本作で超シャイで真面目な消防士・蝦原を演じた岩本の身体が仕上がっている話題になると、「普通に生きていたらこれくらいにはなりますよ」とストイックな答えが飛び出し、消防士姿の似合いぶりについては「(かつて消防士だった過去が)あるんですかねえ?過去に」と笑いを誘った岩本。役作りにおいて監督と話したことについて岩元は「役作りというよりは、現場の雰囲気等について話していました。のびのびと演じさせてもらい、周りが作り上げてくれた蛯原だった」と話し、Snow Manでもリーダーを務める岩本らしい、座長としての作品への向き合い方が明らかに。
一方で、“ぼっち”JK・萌衣を演じた生見は「作りこんで臨むというよりは、まわりの人と相談しながら演じていました。ただ、泣くシーンが多かったので、そういった面では勉強になりました」と初ヒロインを務めた本作を振り返った。本作のメッセージ性については「きゅんきゅんするシーンはもちろんですが、登場人物たちの言葉が前向きになれるような共感性があるところがいいところ」だと岩本は語り、「好きなものに対してまっすぐに向かっていく姿に勇気をもらいました」と生見は自身も背中を押された様子。
胸キュン救助シーンについて生見は「本当に消防士の方に助けられていると感じた」と岩本の安心感に太鼓判を押した。なんと生見は撮影中に、岩本だと思い「蛯原さん!」と呼びかけたら、本職の消防士の方だったというエピソードを明かし、客席は笑いに包まれた。蛯原の後輩消防士役・児嶋を演じた浮所飛貴について岩本は「役名の通り、元気にキャストやスタッフの皆さんに積極的にコミュニケーションを取りに行って、現場を盛り上げてくれた素直でいい子でした」と同じ事務所の後輩の印象を話した。
この夏にやりたいことを聞かれると、生見は「BBQ!」と答え、たまたまBBQの具材柄のシャツを着ていた岩本が衣裳をアピールすると、岩本の茶目っ気に会場からは思わず笑いが。その岩本は「河でテントサウナがしたい」と答えた。
俳優としての仕事について問われると岩本は「ダンスや歌以外に表現するジャンルが増えて、とても楽しいです」と語った。また、Snow Manが歌う本作の主題歌「オレンジkiss」について岩元は「映画の世界観にあった刺さった歌詞に、自分でもいい曲だと思いました」と話した。
最後に生見は「消防士の方のカッコよさが存分に伝わりますし、きゅんきゅんしていただけると思います!」、岩本は「夏にぴったりで、周りにいる人に想いを伝えたいと背中を押してくれる作品になっているので、何度も観てたくさんきゅんきゅんして楽しんでほしい」とメッセージを送った。
【提供写真・オフィシャルレポート】
『モエカレはオレンジ色』は2022年7月8日(金)より全国で公開!
監督:村上正典
出演:岩本照(Snow Man)、生見愛瑠、鈴木仁、上杉柊平、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)・古川雄大、藤原大祐、永瀬莉子、高月彩良、晴瑠、笛木優子
配給:松竹
©2022「モエカレはオレンジ色」製作委員会