『ウルトラマントリガー エピソードZ』グランドフィナーレ舞台挨拶にキャスト集結

『ウルトラマントリガーエピソードZ』のグランドフィナーレ舞台挨拶イベントがグランドシネマ池袋で行われ、寺坂頼我（マナカケンゴ役）、豊田ルナ（シズマユナ役）、金子隼也（ヒジリアキト役）、松本大輝（アスミカナタ役）が登壇した。

最新ウルトラマンシリーズとして人気を博したTV番組『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の完結編として制作された長編オリジナル映画『ウルトラマントリガーエピソード Z』。3月18日（金）より、「TSUBURAYA IMAGINATION」での独占配信と全国劇場で同時公開となり、大ヒットとなった本作が全国のファンに惜しまれつつも5月12日（木）に最終上映を迎えた。そして今回、新番組『ウルトラマンデッカー』の放送開始1週間前となる7月2日（土）に、『ウルトラマントリガー』から『ウルトラマンデッカー』へとバトンが渡される、1度きりのグランドフィナーレ舞台挨拶が行われた。

冒頭の挨拶で寺坂は本日を迎えるにあたり「嬉しい気持ちもあるけど複雑なところもある」と心境を話し、豊田は「こうしてみなさんの笑顔をみて、無事にこの日を迎えられてよかった」と安堵の表情を見せた。

3人の第一印象と今の印象を問われると、豊田は寺坂について「出会った時から今までずっと寺坂。何も変わってない…いい意味でね！」と答え、金子については「クールガイ」と話すと、寺坂は「確かに。金子はスンってしてた！」と同意した。「お茶目な一面が見れたのは嬉しかったね」と豊田が暴露した。金子は「豊田は天真爛漫でいい子だった。途中からツッコミを入れてくれるようになって面白かった」と話し「でも寺坂は最初から寺坂で、ここまでスマイルスマイルが似合う人はいないんじゃないかという感じでした」と仲の良い様子を見せた。

3人の呼び込みで、『ウルトラマンデッカー』アスミカナタ役の松本が舞台に登壇した。松本は寺坂ら3人について「もう、英雄ですよ。僕たちの中で。その3人の中に入れるのは本当に光栄です」としみじみした様子を見せた。

本イベントの中で、ウルトラマンZのハルキからメンバー一人ひとりに対し、サプライズメッセージが読み上げられる一面があった。寺坂は「なんで来てないんですか？」と声を震わせ「先輩らがいたからこうやって繋がれているので、本当に感謝でいっぱいです」と涙を見せた。

最後に豊田は「このウルトラマントリガーに力を注いで愛を注げたのは、みなさんが私の思っている以上の愛と笑顔を私たちにくださったから」と感謝を述べ「この笑顔をデッカーに繋いで欲しいです」と挨拶。寺坂は涙が途切れていない様子で挨拶をするも「ダメだ（笑）」と笑いを誘い、「ウルトラマンは終わらないので。ずーっと続いていくので、またみんなに会うときは最高のスマイルスマイルでみんなを迎えたいと思います。ウルトラマンをずっと好きでいてください！！」と熱いメッセージを届け、イベントを締めくくった。

【写真・文／蔭山勝也】