クロマツテツロウの同名コミックを映画化した『野球部に花束を』の本ビジュアルが解禁された。
主人公・黒田鉄平を演じるのは、『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じたことでも話題となっている醍醐虎汰朗。チームメイト・桧垣主圭役には黒羽麻璃央が演じる。さらに、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である原田監督には髙嶋政宏が演じている。監督・脚本は飯塚健。
茶髪でモテモテの高校デビューの夢も虚しく、入部早々、力づくで先輩部員に丸められた黒田鉄平(醍醐虎汰朗)の坊主頭の中は、理不尽な要求に振り回されながら、目まぐるしく過ぎてゆく怒涛の野球部生活のことでいっぱい。
今回解禁された本ビジュアルには、諸悪の根源で圧倒的な暴君・原田監督(髙嶋政宏)、小沢仁志ばりに怖い先輩部員、桧垣(黒羽麻璃央)をはじめとする野球部一年たちが厳しい部活に励む様子が・・しかしよく見ると、ちょこんと並んでお弁当を食べる黒田たち一年生5人、部活後の寄り道ハンバーガー、さらに黒田が気になる笑顔の眩しいあの子の姿も♡高校球児の忙しい日常を頭の中にたっぷり詰め込んだビジュアルとなった。入部したが最後、華の高校スクールライフは地獄の野球部一色。でも「世界はこれを青春と呼ぶんだぜ。」まさかの映画初出演となり、劇中では抜群の安定感で野球部あるあるを解説している野球解説者・里崎智也の姿も。時代錯誤で圧倒的不条理な実態がありながら、いつの間にか受け入れて、受け継いでいってしまうのが日本の野球部。学生時代に経験する部活あるあるに思わず頷きたくなる共感度120%の時代逆行型青春エンターテイメントに注目だ。
『野球部に花束を』は2022年8月11日(木・祝)より全国で公開!
監督・脚本:飯塚健
出演:醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人/里崎智也(野球解説者)、小沢仁志/髙嶋政宏
配給:日活
©2022「野球部に花束を」製作委員会