阿部寛主演×内田英治監督『異動辞令は音楽隊!』の場面写真が解禁された。

物語は、コンプライアンスを問われるこの時代に犯人検挙には手段を択ばない警部補・成瀬司(阿部寛)の行き過ぎた捜査の結果、最前線の刑事から警察内広報課・<音楽隊>への異動辞令という青天の霹靂から始まる。主演は阿部寛。阿部が演じるのは“捜査一課で現場一筋の鬼刑事”。監督は第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた内田英治監督。本作は監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を、その警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ生まれたヒューマンドラマ。

今回、磯村勇斗演じる坂本祥太を写した場面写真が解禁された。坂本は捜査一課の巡査部長で、阿部寛演じる成瀬司の部下。犯罪捜査一筋30年で、違法すれすれの捜査もいとわない成瀬に対して敬意も持ちつつも、その対応に苦慮している。解禁された場面写真では、成瀬に強張った表情で対峙する姿や、成瀬と共に捜査へ向かう様子、重苦しい雰囲気の捜査会議のなか、ひとり新聞を広げ横柄な態度をとる成瀬の隣で真剣な表情を浮かべている姿などが捉えられている。

動きの大きな成瀬を、一歩離れたところからじっと見つめる坂本の目線は、観客の目線とも重なる。凛とした立ち姿が美しく、強い眼差しが観る者の心に刺さる磯村勇斗が選ばれた。磯村の存在感を絶賛するプロデューサーは、「磯村さんの真摯に役に向き合う姿勢が、悩める優秀な後輩刑事像にマッチすると考えてオファーしました。そして内田監督の演出による彼を、映画ファンなら誰もが見たいだろうと思いました」と語る。念願だったと語る内田英治監督作品への初参加を果たし、阿部とはドラマ『まだ結婚できない男』以来、二度目の共演となった磯村は、「妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添ってくださった阿部寛さんに感謝しかありません」とコメントしてい

『異動辞令は音楽隊!』は2022年8月26日(金)より全国で公開!
脚本・監督:内田英治
出演:阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷、モトーラ世理奈、見上愛、渋川清彦、酒向芳/倍賞美津子
配給:ギャガ
©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会