90分間、驚異のワンショットに世界が絶賛―『ボイリング・ポイント/沸騰』の本編映像が解禁された。

本作は、ロンドンの高級レストランを舞台に、崖っぷちのオーナーシェフの波乱に満ちたスリリングな一夜を、全編90分ワンショットで捉えた作品。正真正銘のCGなし、編集なし。新鋭フィリップ・バランティーニ監督が人気レストランの表と裏を同時に味わえる濃密な人間ドラマを作りあげた。

今回解禁された本編映像は、人気タレントでライバルシェフのアリステア・スカイ(ジェイソン・フレミング)が、グルメ評論家サラ・サウスワース(ルルド・フェイバース)を連れて、事前の予告なしに突然来店!ただでさえ次々に入るオーダーへの対応に追われ、多忙を極めるスタッフたちだが、レストランの信用と評判を一夜で一変させる大物グルメ評論家の来店で、厨房に一層緊張と戦慄が走るシーン。

オーナーシェフのアンディ(スティーブン・グレアム)が、キッチンに戻るシーンからスタート。リゾット、カモ、サバ。次々と注文が入る続ける中で、アンディは副料理長のカーリー(ヴィネット・ロビンソン)、コックのフリーマン(レイ・パンサキ)に、グルメ評論家が突如来店したことを速報で伝える。「ウソだろ!?」「最悪だ」とカーリーらは驚くも、すぐさま気を取り直し、スタッフ一丸になるべく、チーム、そして自らを鼓舞する。

ハプニングやトラブル、そして時間に追われながら、アンディやスタッフが声をかけあい、料理をする。華やかなディナータイムのフロアとは裏腹に、戦場のようなレストランの裏側を映し出す、鬼気迫るシーンだ。本作は、ロンドンのイースト・エンド(東部)、流行の震源地、そしてレストラン激戦区でもあるダルストン地区に実際にあるレストラン「ジョーンズ&サンズ」で撮影を敢行。客席や厨房の限られた空間をカメラマンがさまざまな障害物をギリギリすり抜け、各キャストの表情や演技、料理の手さばきをカメラにおさめ、見応えのある作品に仕上げている。美味しそうな料理にも注目だ。

主役であるオーナーシェフのアンディを演じるスティーブン・グレアムは、ロアルド・ダールによる児童文学「マチルダは小さな大天才」を基にしたメガヒットミュージカル「マチルダ」の映画化作品、エマ・トンプソン主演『マチルダ・ザ・ミュージカル』に出演しており、Netflixでの配信が控える。また副料理長のカーリー役を務めるヴィネット・ロビンソンは、横山秀夫のベストセラー小説「64(ロクヨン)」を元にした英ITVの新ドラマ「Six Four(原題)」への主演が決定している。

本編映像

『ボイリング・ポイント/沸騰』は2022年7月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開!
製作・監督・脚本:フィリップ・バランティーニ
出演:スティーヴン・グレアム、ヴィネット・ロビンソン、レイ・パンサキ、ジェイソン・フレミング
配給:セテラ・インターナショナル
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