クロマツテツロウの同名コミックを映画化した『野球部に花束を』の本編映像が解禁された。
主人公・黒田鉄平を演じるのは、『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じたことでも話題となっている醍醐虎汰朗。チームメイト・桧垣主圭役には黒羽麻璃央が演じる。さらに、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である原田監督には髙嶋政宏が演じている。監督・脚本は飯塚健。
中学時代にやっていた野球を捨て、華々しく茶髪で高校デビューを果たした黒田(醍醐虎汰朗)だったが、クラスメイト達と一緒に野球部の見学に行ったが最後…結局高校でも入部することになり、理不尽で不条理な地獄の野球部生活が始まった。黒田は一緒に入部した桧垣(黒羽麻璃央)、亀井(駒木根隆介)、薫田(三浦健人)、森(市川知宏)とともに、鬼の原田監督(髙嶋政宏)と恐ろしい先輩達の元で部活の厳しい荒波に揉まれていく。
今回解禁された本編映像は、無断で三日間部活を休んだ桧垣と、そんな桧垣を庇って適当な理由を監督に説明していた黒田が職員室に呼び出されるシーン。嘘をついた黒田にはスリッパをぶん投げ、無断欠席をした桧垣にはビンタ。半端ない圧で叱り飛ばされ思わず固まる2人の肩を組む監督。桧垣に「仲間にこんなくだらない嘘つかせるなよ」と一言。すかさず監督に謝る桧垣に「バカ野郎、相手が違う!」と喝を入れるのだった。やり方が乱暴すぎるけど、仲間同士思い合うことの大切さを部員に叩き込む原田監督。横暴で荒々しいだけの鬼監督かと思いきや、厳しさの裏には部員への熱い気持ちが隠されている…かもしれない。本編では指導者としての原田監督の熱いグッとくる言葉の数々にも注目だ。
本編映像
『野球部に花束を』は2022年8月11日(木・祝)より全国で公開!
監督・脚本:飯塚健
出演:醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人/里崎智也(野球解説者)、小沢仁志/髙嶋政宏
配給:日活
©2022「野球部に花束を」製作委員会