“さかなクン”の半生を主演・のん×監督・沖田修一がユーモアたっぷりに描く『さかなのこ』の場面写真が解禁された。
原作はさかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」(講談社刊)。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた原作を、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督と共にシナリオとして大胆にアレンジ。前田司郎と沖田監督は『横道世之介』以来のタッグとなる。主演をつとめるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつのまにか幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じている。
今回、トレードマークのハコフグ&白衣はもちろん、ウェットスーツ、水族館の飼育員、学ラン姿でのおさかな釣り、さらには寿司職人まで、社会の厳しさに悩み迷いながらも、おさかなと共に生きるためまっすぐに突き進んでいくキラキラ輝く“のん”の”おさかな七変化”場面写真が解禁された。
さかなクンのトレードマーク、ハコフグと白衣が自然に似合い、ハコフグのヒレを動かすお馴染みの仕草もチャーミング。学ラン姿で見事に川魚を釣り上げる様子や、シュノーケルを装着し素潜りで捕えたお魚を頭上に掲げる瞬間は生命力いっぱい。純真無垢な想いがあふれ出す場面が切り取られている。
さらに、ツナギを身にまとい水族館で飼育員の実習生として働きはじめたり、寿司職人の修行にも挑んだりと、社会で生きていくためにおさかなに関わる仕事を探すも、実にシュールな表情になってしまう、上手くいくのか!?と応援したくなるショットも。
極めつけは、ハコフグスタイルの全身ウェットスーツと思しき決意の表情! どんな展開でこのシーンが待ち受けているのか、謎も楽しみも深まる”おさかな七変化”の先には、すっギョい人生が待っている!のんが「好きなことを追い続けて生きていたらいいことがあるかもしれない。そういうポジティブなメッセージが感じられました」と語る本作を劇場で堪能したい。
『さかなのこ』は2022年9月1日(木)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:沖田修一
主演:のん、柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、西村瑞季、宇野祥平、前原滉、鈴木拓、島崎遥香、賀屋壮也(かが屋)、朝倉あき、長谷川忍(シソンヌ)、豊原功補、さかなクン、三宅弘城、井川遥
配給:東京テアトル
©2022「さかなのこ」製作委員会