クロマツテツロウの同名コミックを映画化した『野球部に花束を』の本編映像が解禁された。
主人公・黒田鉄平を演じるのは、『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じたことでも話題となっている醍醐虎汰朗。チームメイト・桧垣主圭役には黒羽麻璃央が演じる。さらに、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である原田監督には髙嶋政宏が演じている。監督・脚本は飯塚健。
今回、本日8月6日より夏の甲子園が開幕、全国の高校球児がこれまでの努力を全て注ぎ込んで夢の舞台に挑む甲子園の開幕を記念して、黒田と先輩部員の朝練の様子を映した本編映像が解禁された。“不条理”“時代錯誤”“摩訶不思議”の三拍子揃った野球部に入部した黒田(醍醐虎汰朗)たち一年生5人は、コンプライアンス全無視の鬼監督と先輩部員たちから奴隷のように扱われる日々を送っていた。テスト期間中も、三年生の朝練に付き合うようにと二年生から命じられた黒田たち一年生。どんな状況でも先輩の指示には絶対服従…返事は笑顔で「はい!喜んで」。
映像は、黒田が三年生のティーバッティングを手伝うシーン。授業が始まる前までの僅かな時間、早速先輩にトスを上げるといきなり不穏な空気に。ちょうどいいポイントに投げられずバツの悪そうな表情の黒田と黒田を見つめる三年生。黒田は気を取り直して次のトスを投げるがまたも上手く投げられず下手くそと罵られる始末。次こそはと一球に全神経の集中を注いで投げるもまたもボールはバットに当たらず、ついに三年生も鬼の形相で「ふざけてんのか この野郎!」と激昂。
格言マンに扮する里崎智也もワイプで登場し、「ただ下から投げるだけなのに、一年にとって三年生に投げるティーは地獄のデスマッチだ。」と野球部あるあるを解説。先輩と練習するプレッシャーに思わずあるあると頷きたくなる場面となっている。悪夢のような朝練が終わり教室で「もう、やだ」と放心状態の黒田。しかしテスト期間中毎日続く朝練…黒田の運命はいかに?
本編映像
『野球部に花束を』は2022年8月11日(木・祝)より全国で公開!
監督・脚本:飯塚健
出演:醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人/里崎智也(野球解説者)、小沢仁志/髙嶋政宏
配給:日活
©2022「野球部に花束を」製作委員会