MBS/TBSドラマイズム『生き残った6人によると』の完成披露イベントが8月4日(木)に都内で行われ、桜田ひより、佐野玲於、中村ゆりか、倉悠貴、高石あかり、八木アリサ、田中光輔、佐々木舞香(=LOVE)、二宮健監督が登壇した。
「ハルタ」(KADOKAWA)で連載中の山本和音原作『生き残った6人によると』。舞台は、成田空港に到着した一機の航空機を皮切りに、千葉県内にパンデミックが広がった日本。街中にゾンビがあふれかえる中ショッピングモールへと逃げ込んだ男女は、極限下で芽生える「こんな時だからこそ、恋がしたい!」という切実な想いにより、吊り橋効果も相まって、予測不能な恋愛の渦へと巻きこまれていく。閉鎖された空間で、一筋縄ではいかない個性豊かなキャラクター達が見出したのは、ゾンビの撃退方法…ではなく、仲間たちとのハッピーすぎるユートピア!?“ある秘密”をそれぞれ抱えた彼らが、期間限定の楽園で、ありのままの人生を謳歌していくことに―。ゾンビに取り囲まれたショッピングモールで巻き起こるシェアハウス恋愛の行方と、徐々に明らかになる彼らの秘密とは?極限下で巻き起こる、ハッピーすぎる新感覚サバイバルラブコメディーが“Z世代”を直撃する。
衣装のジャージ姿で登壇した桜田は「“こんな中で恋をするんだという人”対“そんなことをしている場合じゃない”、この2つがあるからこそバランスが取れるんだとやっていて痛感する部分がありました」と本作の設定について語り、さらにそのことに「真面目だからこそいい部分も悪い部分もあるし、楽しんでいるからこそいい部分も悪い部分もある」と感じた様子だった。
カリスマCEOという役どころの佐野は「現場に入る10日前くらいに話が来た」と言い、そのキャラクター設定については「監督に委ねる感じで参加しました。情報量が多いなという感じではあった」と笑いを誘い、髙石は「かき回す役柄だったのでやっていて楽しかったけど、意外と周りを見ているという一面も、回を重ねると見えてくる」と自身の役どころについて語った。
劇中と同じくシチュエーションになった時に“誰が生き残る?”という質問には「大貫さん」と答えた桜田は「オールマイティに何でもできる方だし、力仕事もできるし、戦える」と称賛。一方で佐野は「俺っすかね…嘘です(笑)」と冗談を交えつつ「中村さん。助けられる人が生き残りそう」と答えたが、その中村は「行動が遅かったり反応が遅いので、初めにいなくなっちゃうタイプな気がする。内心では生き残りたいのでありがとうございます」と返し、笑いを誘った。
また、“ゾンビに囲まれた極限状態で恋をするのはありか?”を○×で答える場面では、「結局は自由ですから、何やっても。感情のおもむくままに恋愛をすればいいと思います」と答えた桜田。佐野も「ありじゃないですか。自由かなと」と答える一方で、中村は“×”と答え「私は現実的に見ちゃいますね。早く助かりたい(笑)」と答え、笑いを誘った。
最後に桜田は「『このシーンどうなるのかな?』と想像しながら楽しく撮影をしていたので、このキャストのみんなと撮影ができて、すごく楽しかったです。とても愛のある方に囲まれてできた作品だと思うので、その愛をみなさんと共有出来たらと思います。ゾンビラブコメディなんですけど、ラブコメが軸になっているのでゾンビが苦手な方も楽しんでいただけると思います」と本作をアピールした。
【写真・文/編集部】
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『生き残った6人によると』は2022年8月9日(火)よりMBS/TBSドラマイズムにて地上波放送開始!
監督・脚本:二宮健
出演:桜田ひより、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中村ゆりか、倉悠貴、髙石あかり、八木アリサ、田中光輔、佐々木舞香(=LOVE)/大貫勇輔
©「生き残った6人によると」製作委員会・MBS