極限の監禁状態からの脱出劇を描いたリアル・サスぺンス・アクション『人質 韓国トップスター誘拐事件』の特別映像が解禁された。
『哭声/コクソン』、『アシュラ』など出演作ごとに全く違う顔を見せ、強烈なインパクトを残してきた俳優ファン・ジョンミン自らが“ファン・ジョンミン”を演じるというセンセーショナルな設定で話題を呼んだ本作。国民的大スターのファン・ジョンミンが、ある夜、人けのない路地で何者かに誘拐された。大スターの誘拐にも関わらず、証拠も目撃情報もない。警察や関係者が懸命に行方を探す中、ファン・ジョンミンは唯一の武器である卓越した演技力で犯人たちと対峙する。果たして彼は生還できるのか?「イカゲーム」のイ・ユミ、「梨泰院クラス」のリュ・ギョンスなど若手注目俳優が共演する。
今回、ピル・カムソン監督とファン・ジョンミンが本作について語る特別映像が解禁された。本作の出演に対する秘めた想いを語るファン・ジョンミンの様子やそんなファン・ジョンミンを大絶賛するピル・カムソン監督の様子が収められている。
「実際にファン・ジョンミンが誘拐されたら」──そんな妄想が始まりだと本作の誕生秘話についてファン・ジョンミンは語る。それに対し、監督は「(もしファン・ジョンミンが誘拐されたら)演技力で誘拐犯をだまし、脱出するのではないかと思いました」と話している。また、“主演ファン・ジョンミンにして、主人公ファン・ジョンミン”という、大物俳優が誘拐事件の人質となるトップスターを実名で演じる前代未聞の設定について、本人は「私が“ファン・ジョンミン”を演じるなんて簡単だろうと皆さんそう思うでしょう。実際にはすごく難しかった」と映画の中の”ファン・ジョンミン”を演じることの難しさについて本音を漏らす一幕も。
一方、本作のメガホンをとったピル・カムソン監督は、ファン・ジョンミンを大絶賛。撮影の裏話として、コンビニの前で誘拐犯と初めて遭遇するシーンについて、本来“ファン・ジョンミンが犯人に侮辱され、気分は悪いがその場を避ける”というシナリオだったが、本人は「俺だったらこうはしない。俺だったらその場ですぐ対応する」「もっとひどい悪口を言ってほしい」と発言──ともすれば本人のイメージに関わる敏感な部分にも関わらず、「その方がよりリアルで良い」として撮影を進めたというエピソードを披露している。そんな大胆さと余裕を兼ね備えたまさに“トップスター”ファン・ジョンミンの集大成は必見だ。
特別映像
『人質 韓国トップスター誘拐事件』は2022年9月9日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開!
監督:ピル・カムソン
出演:ファン・ジョンミン、イ・ユミ、リュ・ギョンス
配給:ツイン
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