キム・ジョングァン監督最新作『夜明けの詩』の日本版予告編と場面写真が解禁された。
まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)は、7年ぶりにイギリスからソウルに帰国する。コーヒーショップで時間を失くした女(イ・ジウン)と出会う場面から、ストーリーが紡がれていく。そして、想い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダーといった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける、4人との出会いを経て、チャンソク自らも心に閉ざしてきた記憶と向き合い始めた―。主演を務めるのは、Netflixドラマ「39歳」、映画『愛に奉仕せよ』などの話題作に出演し、柔らかい眼差しや深みのある演技力で観客を魅了する“ロマンス職人”ヨン・ウジン。共演するのは是枝裕和監督『べイビー・ブローカー』に出演するイ・ジウン(IU)。
今回解禁された日本版予告編では、主人公である小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)の「僕が考えた話があります」という語りからスタートする。セリフと共に登場するのは、時間を失くした女(イ・ジウン/IU)だ。地下鉄構内にある喫茶店の窓の外を、不思議そうに見つめた彼女は「小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」とチャンソクに投げかける。「よく出来た作り話なら信じてしまう。聞きますか?」と物書きらしい回答に、二人の関係性がどの様に変化していくのか。本作の注目シーンが冒頭で映し出されている。
美しいピアノの旋律と共に、「出会いと別れ、そして深く胸に刻まれた記憶」とフレーズが表示され、想い出を燃やす編集者(ユン・ヘリ)、希望を探す写真家(キム・サンホ)、記憶を買うバーテンダー(イ・ジュヨン)といった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続けている、登場人物たちとの掛け合いシーンも投影されていく。「影は光を強くする。」という本作の世界観を紐解いていくと共に、公衆電話で妻らしき人物と「僕も会いたい」と話す、悲し気な表情を浮かべるチャンソクも印象的だろう。彼が抱える心の軋みも気になると共に、純文学・ファンタジー小説の様な世界観を表現している。
予告編
また、本日8月11日(木・祝)には全国の上映劇場(一部除く)とメイジャーオンラインにて、全国共通特別鑑賞券(1,500円(税込))が発売。購入特典としてオリジナルポストカード3枚セットが付き、図柄にはヨン・ウジン、イ・ジウン/IUが全面に映るデザインが採用されている。詳細は 本作公式サイト、 Twitter(@SYNCA_asia)で発表される。
『夜明けの詩』は2022年11月25日(金)よりシネマート新宿、ホワイトシネクイント、池袋HUMAXシネマズ、kino cinēma立川高島屋S.C.館ほか全国で公開!
監督:キム・ジョングァン
出演:ヨン・ウジン、イ・ジウン(IU)、キム・サンホ、イ・ジュヨン、ユン・ヘリ
配給:シンカ
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