『ラ・マンチャの男』“幻のファイナル公演”が奇跡の復活！2023年4月によこすか芸術劇場で上演決定

ミュージカル『ラ・マンチャの男』が、2023年4月によこすか芸術劇場で“幻のファイナル公演、奇跡の復活”上演されることが決定した。

1969年の日本初演以来、主演・松本白鸚が“見果てぬ夢”を追い続けてきた不朽の名作ミュージカル『ラ・マンチャの男』。半世紀を超えるミュージカル単独主演という前人未到の偉業を成し遂げ、いよいよ《ファイナル公演》と銘打ち、2022年2月6日（日）に日生劇場にて開幕したのも束の間、新型コロナウィルス感染症の猛威の前に、公演は中断を余儀なくされ、全25回を予定していた全日程は7回の公演（通算上演回数は1,314回）をもって終了とせざるを得ず、《幻のファイナル公演》となった。

コロナ禍における公演中止を「あるがままの現実」として受けとめつつ、未来に向かって「あるべき姿のために戦う」ことは、『ラ・マンチャの男』に関わる全ての公演関係者にとって共通するテーマであり、その思いは《幻のファイナル公演の復活》の実現へと向かわせた。そして、ほぼ同じキャストにより2023年4月に《幻のファイナル公演、奇跡の復活》上演が決定したことが、本日8月19日（金）、松本白鸚丈の傘寿（80歳）の誕生日に発表された。

松本白鸚丈コメント

生涯で一番嬉しい誕生日になりました。
初演は二十六歳、ブロードウエイに行ったのは二十七歳でした。それから五十三年…。
万感の思いです。
前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、
「ラマンチャの男」の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、
初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです。
松本白鸚