橋本環奈がピンクボブのゆるふわ最強ヒットガールを演じる映画『バイオレンスアクション』の本編映像が解禁された。

小学館「やわらかスピリッツ」で連載中の浅井蓮次と沢田新による超人気コミック「バイオレンスアクション」を実写映画化した本作。ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超凄腕の殺し屋<ヒットガール>。どんな相手にも臆せずターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば颯爽と現場を後にする。そんなケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくる―。主人公・菊野ケイ役に橋本環奈、ケイに急接近するヤクザの会計士テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、ケイのバイト先の店長役に馬場ふみか、殺し屋の金子役に森崎ウィン、狂犬ヤクザのアヤベ役に大東駿介、凄腕スナイパーのだりあ役に太田夢莉、ほかに佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史らが出演する。

今回解禁された本編映像は、ケイ(橋本)とだりあ(太田)が、みちたかくん(城田)と対峙、戦いの口火を切る緊迫感のあるシーン。関東最大のヤクザである伝馬組では、次期組長の座を巡り内部抗争が勃発していた。そんな中、野心家の木下(高橋)から依頼されたケイは、バイト仲間でスナイパーのだりあと協力して国津(兵藤大輝)派を壊滅させる。順調に殺し屋の仕事をこなしていたケイたちだったが、国津派攻撃の一件で恨みを買い、最狂の殺し屋みちたかくんから目をつけられてしまい…。

映像の冒頭で、聞き覚えのある歌を口ずさみ、ゆっくりとケイとだりあの目の前に現れるみちたかくんは、それだけで早くも不穏な空気を漂わせる。「俺は人生にスリーアウト制を取り入れている」と口にした彼は「女なのに殺人を仕事とし、女なのに国津組を殺し、女として生きている。お前らはすでにスリーアウトだ」と乱暴な物言いでケイたちへの敵意をあらわに。すると、ナイフを持つだりあが飛びかかり、バトルがスタート。鋭い目でみちたかくんに食らいつき、俊敏な動きで本格的なアクションを繰り広げる。一方のケイは飛び蹴りで加勢し、リュックサックを背負いながらも軽々しくキックを連発。しかし、表情ひとつ応戦するみちたかくんは圧倒的な強さで2人を蹴散らしていく…。絶体絶命の緊張感のあるシーンは、見応えたっぷりに仕上がった。


 
橋本は、殺し屋であるケイの背景について瑠東東一郎監督と徹底的に話し合ったという。そんな彼女を「一瞬一瞬燃え尽きるような生き方をしている人」だと捉えた監督は、ケイの無言の演技に橋本自身の人間力が滲み出ていると述べ、「彼女以外ではケイを表現できなかったでしょうね」と信頼を寄せる。また、今回が初のアクションとなる太田とはクランクイン前から演技レッスンを重ねるなど、悩める役者に寄り添いながら気合いの入ったアクション映画を作り上げた。役者と監督、双方のこだわりが詰まったアクションシーンはまさに見どころ満載だ。

本編映像

『バイオレンスアクション』は2022年8月19日(金)より全国で公開!
監督:瑠東東一郎
出演:橋本環奈、杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、猪塚健太、箭内夢菜、兵動大樹(矢野・兵動)、くっきー!(野性爆弾)、佐藤二朗、城田優、高橋克典/岡村隆史
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©浅井蓮次・沢田 新・小学館/『バイオレンスアクション』製作委員会