クロマツテツロウの同名コミックを映画化した『野球部に花束を』の本編映像が解禁された。
主人公・黒田鉄平を演じるのは、『天気の子』主人公・森嶋帆高役を2000人の中からオーディションで勝ち取り、舞台「千と千尋の神隠し」でハクを演じたことでも話題となっている醍醐虎汰朗。チームメイト・桧垣主圭役には黒羽麻璃央が演じる。さらに、どう見ても堅気に見えない、コンプライアンス全無視の野球部の監督である原田監督には髙嶋政宏が演じている。監督・脚本は飯塚健。
主人公の黒田鉄平(醍醐虎汰朗)は野球部へ入部早々、気合を入れて染めた髪を先輩部員に無理やり刈られ丸坊主、厳しい鬼監督からは問答無用でキャッチャーを命じられたりと理不尽な圧力に振り回させる野球部生活が始まった。本作では野球部の一年生から見た三年生の先輩部員はこう見えているというイメージで登場する小沢仁志。
今回解禁された本編映像は、最後の夏予選の抽選会前にグランドを訪れた三年生の主将(キャプテン)を黒田が見送るシーン。普段は鬼のような形相で「アンサーは『はい』のみだ!」と半端ない圧をかけるような強面主将が、この時は緊張した面持ちで黒田に語りかける。怪我をした同期部員が試合に復帰できるのは開会式から二日目以降、どうしても初戦を大会三日目以降で引き当てたいと話す主将にパワーを送る黒田。先輩部員たちから奴隷のように扱われていた一年生だったが、同じグランドでお互い泥まみれになりながら練習を共にする日々の中で先輩と後輩の信頼関係が芽生えていた。
任侠映画などではダークなスーツの印象が強い小沢がまさかの高校球児となり、野球のユニフォームや、人生初だったと明かすブレザーの制服に身を包み青春真っ只中の学生姿を披露している。「本編のどこに出演しているか是非探しながら観てください」と観客へ語っていた小沢だが、存在感抜群の登場シーンに注目だ。
さらに、本編と同じく飯塚健自らが監督した『野球部に花束を』スピンオフ映像が、TOHOシネマズ新宿ロビー内のビジョンで、8月5日(金)~8月18日(木)の間に放映されることが発表された。ショートムービーには、醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人の5人も出演しており、本編にも勝るとも劣らない内容になっている。また、ショートムービーはバージョンが4種あり、何度も楽しめる内容となっている。
さらに、対象の映画館にて『野球部に花束を』を鑑賞した人にポップコーンをプレゼント。詳細情報は 公式サイトにて。
本編映像
『野球部に花束を』は2022年8月11日(木・祝)より全国で公開!
監督・脚本:飯塚健
出演:醍醐虎汰朗、黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、三浦健人/里崎智也(野球解説者)、小沢仁志/髙嶋政宏
配給:日活
©2022「野球部に花束を」製作委員会