燃え殻原作、大人のためのミステリアスでビタースイートなラブストーリー『すべて忘れてしまうから』で阿部寛演じる“M”の前に現れる謎の美女役として、大島優子が出演することが発表された。
次々と映像化される話題の作家の1人である燃え殻の同名エッセイを、ディズニープラス「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズとしてドラマ化。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリーを描く。阿部寛演じる、大ヒット作もないまま小説を描き続けている地味で主体性がないミステリー作家“M”は、消えた恋人“F”を探すことに。しかし、次第に“F”の知らない顔や秘密があきらかになっていく…。そんな主人公Mが通う行きつけであり、ハロウィンの夜に彼女が消えた場所でもある、物語のキーとなる舞台“Bar 灯台”のオーナーを、26年ぶりの演技となり、ドラマ作品への出演も初となるCharaが演じ、同じバーで働く元バンドマンの料理人役を宮藤官九郎が務める。
今回出演が発表されたのは、“F”と何やら関係のあるらしい謎の美女を演じる大島優子。“F”の失踪後、秘密を抱え“M”の元を訪ねてくる。5年も付き合っていた恋人のことを何も知らなかったことに気が付いた“M”は、彼女からの話で、自身が知らなかった“F”の一面を知ることになる。はたして、“F”の失踪に大島演じる謎の美女は一体どのような関わりがあるのか―。あわせて解禁された場面写真には、大島優子演じる謎の美女の思いつめた深刻な表情が写っている。封筒らしきものを持っているが、これも物語に関わってくるのか。
今回、主演の阿部について、大島は「阿部さんとはこれまでにも何回か共演させていただきましたが、今回のように一対一でお芝居する時間が長かったのは初めてで、より感情の波を感じることができました。繊細に表現する時と、大胆にやる時と、緩急があるので隣にいて本当に楽しかったです」と、これまでの作品とはまた違った形での共演が非常に楽しい撮影だったことを明かした。また、本作の印象的なシーンについては「その都度その都度シーンごとに色々なことが起こります。その時の主人公“M”の反応がピュアで、且つ豊かなリアクションで毎回ワクワクしました。」と、阿部演じる“M”が様々な場面で見せる独特なリアクションのシーンをあげ、中でも「特に一番最初に出会うシーンは、二人の空間に何が起きるのかわからない感じがすごく好きです」と、自身が演じる謎の美女と“M”が初めて対面するシーンが特に印象に残っている様子。
今回演じた謎の美女については「最後まで何が目的でMに近づいたのかがわからないといいなと考えながら、岨手監督、大江監督と細かく話し合いながらキャラクターを作っていきました。」と、監督達と共に考えながら作り上げていったことを明かした。最後に、本作を楽しみにしている方へ、「何が起きているのか、これから起こるのか。人の日常というのは実ははたから見たら予測不能でおかしなことばかりだと思います。おかしいけど愛おしい物語としてこの作品をご覧くださると嬉しいです」とコメントしている。
消えた恋人の謎を巡る、ちょっと変わったミステリアスでほろ苦い大人のラブストーリー。新キャストが解禁され、ますます期待が高まる本作だが、肝心の“F”の存在はいまだ謎に包まれている。果たして、一体誰が“F”を演じているのか――。
『すべて忘れてしまうから』はディズニープラスのスターで2022年9月14日(水)より配信!
監督・脚本:岨手由貴子、沖田修一、大江崇允
主演:阿部寛、Chara、宮藤官九郎、大島優子、渡辺大知、青木柚、鳴海唯、見栄晴、渡辺いっけい
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