南沙良主演映画『この子は邪悪』の本編映像と場面写真が解禁された。

本作は、『嘘を愛する女』や『哀愁しんでれら』、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化。過去の事故により心に深い傷を負った心理療法室の院長娘と、母の心神喪失の原因を探る青年が出会い、次第に恐ろしい出来事へと巻き込まれていく…。主人公・窪花を南沙良、大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、玉木宏らが共演する。監督・脚本を務めるのは本作が長編3作目となる片岡翔。

心理療法室を営む花の父・司朗は、一家で交通事故に遭った際に脚に障がいが残ったが、療法室でたくさんのウサギを飼いながら、数々の患者を診ていた。今回解禁された本編映像は、司朗が治療の一環として行なう退行催眠を掛けるシーン。

椅子に座っている患者に鈴の音を鳴らした司朗は、目の前で指を∞のように動かしていく。「7歳、6歳…5歳」とカウントする司朗に対し、患者の目は指の動きと同じく∞に動いていく。「4歳…3歳…もっと戻るよ。2歳…1歳…0歳…何が見えるかな?」と優しく声を掛ける司朗。すると、一旦目を閉じてしまった患者はゆっくりと目を開き、無邪気に笑い出す。その姿を見た司朗は満足気に笑顔を見せながら、「楽しそうだね。そこにはお兄ちゃんもいるのかな?」と聞くと、患者は赤ちゃんのようにくすくす笑うが…。

物語の重要な鍵となる退行催眠に関しては、サイコドクター(心理学専門家)が睡眠療法監修として参加している。実際に行なわれている前世療法などをモチーフにする事で、一見荒唐無稽に見える物語にリアリティを持たせている。司朗が掛ける退行睡眠に隠された秘密とは…。

本編映像

『この子は邪悪』は2022年9月1日(木)より新宿バルト9ほか全国で公開!
監督・脚本:片岡翔
出演:南沙良/大西流星(なにわ男子)、桜井ユキ、渡辺さくら、桜木梨奈、稲川実代子、二ノ宮隆太郎/玉木宏
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2022「この子は邪悪」製作委員会