主演・鈴木亮平×共演・宮沢氷魚が紡ぐ独りよがりな愛の献身―『エゴイスト』の特報映像と場面写真が解禁された。

原作は数々の名コラムを世に送り出してきたエッセイスト高山真の自伝的小説「エゴイスト」を映画化した本作。主人公・浩輔のライフスタイルの細部までリアルに描写し、登場人物たちの心情に寄り添うドキュメンタリータッチでリアリティあふれる映像が、親密な時間の温度感や、愛するがゆえに生まれる葛藤を繊細に伝えている。浩輔を演じるのは鈴木亮平。愛を注がれる純粋な青年・龍太役には宮沢氷魚。監督を務めるのは松永大司。

まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。今回解禁された特報映像では、そんな2人の幸せな時間が映し出されている。併せて解禁された場面写真では、2人が並んでコーヒーを片手に微笑んでいる、幸せな時間を切り取られている。

特報映像では龍太が、浩輔にキスをするシーンから始まり、龍太の髪を乾かす浩輔、龍太のことを「なんかね。ピュア。」と好意を寄せる浩輔、幸せそうな笑顔で手を振る2人、手にハンドクリームを塗ってあげる浩輔。浩輔による献身的な愛と、誰かを心から愛することを知った幸せそうな龍太との時間が映し出されている。だがそんな2人の幸せな時間から最後のシーンでは、「僕は愛がなんなのかよくわからないです」という浩輔のセリフを残して特報映像が終わる。いったい愛がわからないと伝えた理由はなんなのか。タイトルの『エゴイスト』という単語のように浩輔の独りよがりの愛が故の一言なのか…。

特報映像

『エゴイスト』は2023年2月より全国で公開!
監督・脚本:松永大司
出演:鈴木亮平、宮沢氷魚
配給:東京テアトル
R-15
© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会