オリジナルドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』の配信を記念して、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のIMAX上映スペシャルトークイベントが9月16日(金)にT・ジョイPRINCE品川で行われ、及川光博が登壇した。
「ローグ・ワン」で、冷静沈着な情報将校として命懸けのミッションに挑んだキャシアン・アンドー。彼はいかにして反乱軍のヒーローになったのか?「新たなる希望」の5年前、帝国軍の恐怖に支配された時代を舞台に、シリーズ史上初のスパイ・スリラーが幕を開ける―。本作の舞台は、「ローグ・ワン」そして「新たなる希望」の5年前。帝国軍が支配する暗黒の時代に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々がいた。その中の一人が「ローグ・ワン」でデス・スターの設計図を盗むべく、命がけのミッションに挑んだ情報将校キャシアン・アンドー。
「ローグ・ワン」は「新たなる希望」の直前までを描いた物語。「新たなる希望」の冒頭、レイアがR2-D2に託したデス・スターの設計図はいかにして入手したのか?その設計図を奪うため、反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>が97.6%生存不可能な命がけのミッションに挑む。主人公は有名な科学者ゲイレン・アーソの娘ジン・アーソ。彼女は子供の頃に家族と離れ離れになり、生きるためなら犯罪も厭わない孤独な女性戦士だ。ジンは反乱同盟軍の最高指導者モン・モスマから指令を受け、ローグ・ワンのメンバーとなる。そこで出会うのが、ジンの監視役となる情報将校キャシアン・アンドー。彼は冷静沈着で規則を守ることに重きを置き、行動を共にするやんちゃなジンとは時に反発してしまう。しかし彼は“情報”を武器に、つねに最も有効な戦術を見つけピンチを切り抜けていく。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来のファンだという及川は、キャラクターの姿の観客も見受けられることから、「1回やってみたい。マンダロリアンをかぶりたい」と挨拶した。
『ローグ・ワン』公開時については「正直さほど期待していなかった。どう楽しめばいいんだろうと。ところが…とビックリしました。こういう深め方ができるんだと感動しました」と振り返った。「涙もしたし鳥肌も立った」という『ローグ・ワン』だが、「ある種の希望があったんだな」と語った。
「どの作品にも思入れがある」とい及川だが「(特に思い出深いのは)『エピソード4』、夏でしたね。8歳の時に生まれて初めて渋谷に行った。タトゥイーンからコルサントに来た感じです(笑)」と笑いながら公開当時を振り返った。その後も、「『エピソード2』はプレミア試写会に行ったんです。後ろの席が叶姉妹で香水の香りがすごかったな。『エピソード2』を見ると叶姉妹を思い出す」と笑いを誘った。
劇中にはさまざまな“相棒”となるドロイドが出てくるが、相棒にしたいドロイドを聞かれると及川は「R2-D2」を挙げ、「(R2-D2が)リビングにいるので他人と思えない。ゴミ箱なんですけどね。愛着がありすぎてゴミ箱としては使ってない」と笑いを誘った。
また、登場キャラクターの話になると「(『ローグ・ワン』の)5年前だからジン・アーソが近くにいたりとか…」と想像を膨らませる場面もあり、「(予告編では)キャシアンがアウトローで、ほの暗い情熱を抱えているように感じるんです。劇的な事件やドラマがあって、反乱軍として立ち上がるんだろうなと期待します」と期待を寄せた。
最後に及川は「広がり続けるスター・ウォーズの世界。深まり続ける物語。キャラクター、ドロイド、スターシップ、あらゆる世界観を存分に楽しんで、『キャシアン・アンドー』を楽しみに見つつ、さらなる新作、さらなるキャラクターのフィーチャリングを期待したいと思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『キャシアン・アンドー』初回3話は2022年9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信開始!
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