Netflixグローバルファンイベント「TUDUM」が9月25日(日)に行われ、『舞妓さんちのまかないさん』ステージに森七菜、出口夏希が登壇した。

「TUDUM」は、昨年9月に初めて開催され、184か国で再生数2,500万回以上を記録したNetflixの祭典。最新作品の情報解禁、未公開映像や予告編のお披露目のほか、豪華キャストやクリエイターへのインタビューなど、“とっておき情報”盛りだくさんでラインナップを紹介するグローバルイベント。今年はさらにスケールアップし、5つの国や地域から、2022年秋以降の新作の最新情報を発表する。イベントはNetflix公式YouTubeで生配信される。

原作「舞妓さんちのまかないさん」は2016年より週刊少年サンデーにて連載中の小山愛子による大人気コミック。京都の花街を舞台に、舞妓さん達が共同生活を営む屋形(やかた)の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」となった主人公キヨが、青森から一緒にやってきた親友であり舞妓すみれとともに花街で暮らしていく日常を、華やかな芸舞妓の世界と美味しいごはんを通して綴る物語です。同作は第65回小学館漫画賞少年向け部門を受賞し、累計発行部数は200万部を超えるベストセラーとなっている。2021年10月からは地上波にてアニメ放送も始まり、幅広い層から支持を集めている。

ステージイベントの冒頭では、森七菜、出口夏希、是枝裕和監督が登場する映像を上映。オーディションの時のお話から、撮影についてなどを3人が振り返った。

続けて森と出口が登壇。劇中ではさままざまな料理が出てくるという本作だが、“一番の得意料理”について「結構練習はすごいした。最初はおナスを飾り切りするのが難しくて…。おナスがかわいそうというか」と苦労もあったというが、「本番できれいになって。カットってなってモニターまで行く道が花道のようで(笑)みなさん『練習したね!』って褒めてくださって」と振り返り、「家族に自慢しています」と明かした。一方で「特にない」という出口だが、本作の撮影をきっかけに親子丼を好きになったと言い「親子丼を七菜ちゃんに教えてもらいたい」と笑顔を見せた。

撮影では「みんなに送り出されたシーンが感動的で今でも覚えています」と振り返る出は。「私自身も成長した作品。自分のことのように感動しました」と感慨深げな様子だった。一方で森は「(出口が)ずっとお着物を着ていて、食べるシーンが少なくて、『食べたい食べたい』と言っているところで、(森は)是枝監督と『おいしいですね』と(食べていた)」と撮影現場を振り返った。

また、この日も仲の良さをうかがわせる2人だが、出口は「お会いするまでは元気で明るいイメージで、今ももちろん明るくて元気なイメージなんですけど、“同い年ですか?”というくらい周りの空気感を大切にしていて。すごいなと思いました」と森の現場での佇まいを称賛した。

映像

【写真・文/編集部】

Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』は2023年1月12日(木)よりNetflixにて全世界独占配信 
©小山愛子・小学館/ STORY inc.