『バッドガイズ』の初日舞台挨拶が10月7日(金)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカが登壇した。
主人公は最高にワルくてクールな〈バッドガイズ〉。“天才的スリ”にしてカリスマ的リーダーのウルフが率いるのは、“金庫破り”のスネーク、“変装の達人”シャーク、“肉体派”ピラニア、そして“天才ハッカーの毒舌ガール”タランチュラ。権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団だ。児童書にしてニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りを果たした同名コミックを原作とした本作は予測不能でエキサイティング。日本語吹き替え版を担当するのは、尾上松也、安田顕、河合郁人(A.B.C-Z)、長田庄平(チョコレートプラネット)、ファーストサマーウイカ。アニメーション史上最もクール&セクシー、心ときめく怪盗ドリームチームがやってくる。
「吹替をさせていただくのはアニメで3作目で。基本的には一人で録ることが多いので、一人で作っていくというのは大変でした」と語る松也は、掛け合いが多い本作に「リズム感が難しかったです」と振り返った。アフレコ時にはほかの吹替キャストの声が入っていなかったという安田も「ウルフの声は本国の声が聞こえてきたので戸惑いました」と吹替の難しさを明かした。
一方で、“声優になりたかった”というウイカは「顔から入るのはある手法だと思う。(タランチュラ役の)オークワフィナさんという本国の方のトレースするのもあるんですけど、タランチュラと同じ顔をやりながら日本語のセリフを言う」と吹替のポイントを語った。また、長田も「顔を寄せていくのはいい」と共感し、河合も「骨格から」とものまねのコツとも重なった様子。
劇中ではラップを披露する河合だが、歌でもアフレコと同様に表情を意識したという。松也はアフレコ時にはその歌を聞きながら声を入れたようで「めちゃくちゃ楽しかったです」「素晴らしかった」と称賛した。さらに河合がラップを生披露することになると周囲からのリクエストに「サビ、木村(拓哉)さんでいきますか?」という河合だったが、披露し終えると松也からは「全部木村さんじゃなかった?」というツッコミが入り、笑いを誘った。その河合からは長田に「和泉元彌さんだったら?」と振ると、和泉元彌風にラップを披露し、会場を沸かせた。
また、本作の内容にちなんで“盗みたいと思ったことは?”という質問に、「それぞれのキャラクターにしか聞こえなかったので驚きました。この器用さが欲しいと思いました」という松也は「うらやましい。人に笑ってもらえるものまねを持ってる。欲しいです、お二人(河合と長田)のようなものまね」と答えた。一方で安田は「リズム感。河合さんも踊りとかできるし、ウイカさんも踊れそうだし。長田さんもリズム感ある。僕リズム感がないから盗みたいですね」と語った。
河合は「共演する前からですが松也さんの声が好きで。グッと響く声」と話すと、松也は「(河合の)ハイトーンがきれいじゃないですか。ないものねだりですよね。欲しくなっちゃいますよね」とお互いを称賛し、共感している様子だった。
最後にそれぞれがキャラクターになりきって、松也は「今日は来てくれてありがとう!何度も見に来てくれ!おれたちの活躍を見守り続けて、また帰ってくることを願ってくれ。おれたちはバッドガイズ、よろしくな!」と“ハートを盗む挨拶”をした。
【写真・文/編集部】
『バッドガイズ』は2022年10月7日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:ピエール・ペリフェル
配給:東宝東和、ギャガ
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