『七人の秘書 THE MOVIE』初日舞台挨拶に“最強秘書軍団”が集結

『七人の秘書 THE MOVIE』の初日舞台挨拶が10月7日（金）にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、室井滋、江口洋介、田村直己監督が登壇、大島優子がリモートで登壇した。

ボスを支え、組織に仕え、目立たぬことこそを極意とする存在、それが「秘書」。表では、そんな名もなき秘書として働く彼女たちが、裏では「類い稀な潜入スキル」、「極秘情報ネットワークへのアクセス能力」、そして時には「秘めた高い身体能力」を駆使して、人知れず弱きものを救う“影の軍団”として暗躍していた―。誰もが考えつかなかった、まさに「現代版・必殺仕事人」として絶大な人気を博したドラマを映画化。主人公・望月千代を演じる木村文乃を筆頭に、照井七菜役の広瀬アリス、長谷不二子役の菜々緒、パク・サラン役のシム・ウンギョン、風間三和役の大島優子、鰐淵五月役の室井滋、そして彼女らが集う「ラーメン萬」の店主であり、秘書軍団の元締め萬敬太郎役の江口洋介とおなじみの面々が出演。

観終わったばかりの観客の大きな拍手に包まれて登壇した木村は「今いただいた反響で胸がいっぱいです。手応えがかなりあります」と挨拶した。和気あいあいとしたムードで始まった舞台挨拶だが、「（シムが）『アリスは今まで出会った日本人で一番おもしろい』って言ってくれた（笑）」と明かす広瀬にシムは「目があった瞬間に笑っちゃう」と仲の良さを感じさせるエピソードも。また、ラーメンの印象が強いというキャスト陣だが、「（ドラマの）1クールで3㎏太りました」という広瀬は「スペシャルドラマは痩せてるのに映画は急に太って（笑）ラーメン食べちゃうんです」と明かし、菜々緒は「出されたらおいしいから食べちゃう」と共感している様子だった。さらに木村は「休憩時間にも作ってもらって食べてました。トッピングまでお願いしていました」と“ラーメン尽くし”だったという。

舞台挨拶には大島がリモートで登壇。大島は「すごい嬉しい！」とキャスト陣との再会を喜び、「ダイナミックなアクションに注目」とおすすめシーンを挙げた。菜々緒も「寒い中で私と優子ちゃんがはしゃいで雪遊びした。本気で遊んでた」と明かすと、「めっちゃ楽しかった（笑）」と振り返る大島。一方で「遊びすぎて、みんな一生懸命働いてるのにちょっと悪いことしたかなと思った」と反省していたという。そんな中で広瀬は「凍えていて、“元気だな”という記憶はあって…私の（衣装の）生地の薄さ」と雪遊びどころではなかったという。

劇中では秘書を演じるキャスト陣だが、自身に秘書がつくとしたら「室井さん」と答えた大島は「室井さんの干し芋がすごくおいしい」と理由を語った。その室井は「干し芋の差し入れをしたら奪い合い」と明かすと、広瀬は「めちゃくちゃおいしかった」と笑顔を見せた。また、大島の名前を挙げたシムは「いつも現場で見守ってくださったり、明るくしてくださって、その姿を見て見習いたいなと思って。秘書になってくださったら懸命にいろんなことを解決できると思う」と称賛すると大島は「嬉しいです。シムちゃんの秘書になったらなんでもやりますよ」と答えた。

【写真・文／編集部】