さまざまな珠玉の“愛”のカタチをオムニバスで描く心温まる7つの物語Amazon Original『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の「私が既婚者と寝て学んだこと」を担当した廣木隆一監督が本作の魅力を語った。

ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる物語を描いたAmazon Original『モダンラブ』。2019年にアメリカで制作され世界中で大きな話題を呼んだ同作が、舞台を東京に移した『モダンラブ・東京』では、6つの実写作品と1つのアニメーション作品で構成され、映画界の第一線で活躍する豪華なキャスト陣と監督陣が集結。“東京”の街を舞台に、マッチングアプリでの出会いやセックスレス、シニアラブや国境を越えた愛など、現代ならではの“愛の形“が描かれる。

そんな本作の「私が既婚者と寝て学んだこと」で監督を務めたのは、映画『余命1ヶ月の花嫁』や『ストロボ・エッジ』など、数多くの“愛”を描いてきた廣木隆一監督。廣木監督は、さまざまな愛の形をテーマにした作品だからこそ、それぞれの監督たちが考えたテイストの違うモダンな愛が描かれていおり、さらにそれぞれが繋がることで『モダンラブ・東京』という一つの作品になることが面白いのだと本作の魅力を語った。

本作の主人公は、大学で生物学の教員として働く佐藤加奈(榮倉奈々)。フリーライターの圭介(柄本佑)とは離婚して半年が経つが、夫婦間のすれ違いを経験した加奈は、セックスと愛の関係をより深く知るために、マッチングアプリで見知らぬ男性とその場限りの関係を結んでいく―。高校生の淡い恋から大人のディープな愛まで幅広く手掛けてきた廣木監督は、一話完結型のオムニバス作品となる本作について「毎話ごとに日本を代表するキャスト陣が登場し、異なる愛の物語を描いています。それでいて、作品全体で『モダンラブ』というものを形成していて、パズルみたいで面白い作品です。色んな監督がいるから作品によって全然テイストが違いますし、皆さんが「モダンラブ」をどのように考えているのか、どのように描いているのか、すごく興味がありますね」と魅力を語りつつ、注目の監督たちが演出する、それぞれの愛の形に注目しているのだと明かす。

さらに監督は「このエピソードでは東京の観光名所を存分に映し、東京に住んでいる人ですらキラキラしていて、ドキドキする物語になっていると思います」と語り、東京という街自体が魅力を放っていると語る。実はこれが本作のユニークさの1つ。オリジナルの「モダンラブ」シリーズのエグゼクティブプロデューサーを務めたトリッシュ・ホフマンは、「『モダンラブ』シリーズの面白さは、US版ではニューヨーク、日本版では東京という大都市がただの場所ではなく、一人のキャラクターのようにストーリーに深く関わってくるところです」と語り、街自体が大事な登場人物の1人として物語が紡がれていることを明かしている。

本編では、夫婦という関係を解消し、友達関係となった圭介と、既婚男性たちとの間で感情が揺れ動く加奈の姿が映し出されているが、果たしてその先に見つけた“愛の形”とは?思わず“愛”について考えてしまうような現代ならではの物語を綴った本作に注目だ。

本エピソードの他にも、水川あさみや前田敦子(「息子の授乳、そしていくつかの不満」)、ナオミ・スコットや池松壮亮(「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」)、黒木華や窪田正孝(「彼が奏でるふたりの調べ」※アニメーション)など、豪華キャストが参加している本作。作品を見た後、誰かに“愛”を伝えたくなるような心温まる7つの物語が描かれたAmazon Originalシリーズ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』は10月21日(金)に世界同時配信。

Amazon Original『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(全7話)は2022年10月21日(金)より配信開始!
監督:平栁敦子、黒沢清、荻上直子、廣木隆一、山下敦弘
出演:水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、柄本佑、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、永作博美、ユースケ・サンタマリア、ナオミ・スコット、池松壮亮、黒木華、窪田正孝
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