『“それ”がいる森』の満員御礼舞台挨拶が10月12日(水)に丸の内ピカデリーで行われ、相葉雅紀、松本穂香、上原剣心が登壇した。
本作は、 主演・相葉雅紀演じる田舎で農家を営む・田中淳一たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた物語。監督を務めるのは、ジャパニーズ・ホラーの代名詞であり、ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000年代興行収入NO.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫監督。本穂香、上原剣心(ジャニーズJr.)、江口のりこらが出演する。
「弟が見てくれて。『“それ”って“それ”!?』って言われました」と明かす相葉は「“それ”がかわいいって言ってました」と話すと、「いいんですか、そこまで言って(笑)」と心配顔の松本。さらに相葉は「最初は本当に怖いですけど、最後はかわいく見えるらしいです」とコメント。一方で「母が見た。しっかり怖がっていました」という松本は「ところどころ飛び跳ねます」と言葉を選びつつ、本作への反響を語った。
劇中には“謎の光”が映りこんでいるというが、そのシーンに相葉が出演していると言われると「もう、嫌だな…」と苦笑する相葉。さらに現場では気づかなかったという“人の影”が映りこんでいたというと、相葉は上原に「撮影中にちょっと嫌な感じしたって言ってたもんね。剣心が連れてきたんじゃない?」と笑いを誘った。
本作の舞台のモデルとなった千貫森を、4枚の写真から実際の千貫森はどれかを当てるクイズでは、話し合ってみるも手掛かりが少なく「青いイメージはある。どうなんだろう」と真剣に悩んだ末に、上原が見事正解した。
また、現実に“それ”がいるかいないかを聞かれると、「会いたくはないけどいて欲しい。興味はあるし大好き」という相葉は「子供のころから好きです」と言い、「関わりたくはないけど好きです。いて欲しい」と共感している松本。一方で「関わりたい」という上原は「“それ”と背比べしてみたい」と答えた。
“それ”と遭遇しやすいチェックリストを3人が披露。“家族がそれを目撃したことがある”を“▲”にした相葉は「親父が夜寝ていて気づいたら小学校の前にいたという、なんか呼ばれたっぽいと僕が小さいころに言っていたんです。それで、僕が20歳くらいの頃に同じような現象があって、気づいたら近所のラーメン屋の前にいたんです。寝ていたはずなのに。しかも裸足なの。怖いでしょ」と明かし、会場を驚かせた。
最後に相葉は「アクティブホラー、楽しく見れると思います。ここで発散していってください」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『“それ”がいる森』は全国で公開中!
監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、眞島秀和、宇野祥平、松浦祐也、酒向芳、野間口徹/小日向文世
配給:松竹
©2022「“それ”がいる森」製作委員会