さまざまな珠玉の“愛”のカタチをオムニバスで描く心温まる7つの物語Amazon Original『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の特別映像「“運命の恋”編」が解禁された。

ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを基に、愛にまつわる物語を描いたAmazon Original『モダンラブ』。2019年にアメリカで制作され世界中で大きな話題を呼んだ同作が、舞台を東京に移して描かれる『モダンラブ・東京』に、日本を代表するキャストと映画監督陣が集結した。本作で描かれる7つの物語では、忘れかけていた大人の恋心、息子や母親への愛、国境を越えて芽生える愛など、さまざまな“愛”のカタチを映画界の第一線で活躍する監督たちが描く。

今回解禁された映像では、“運命の恋”をテーマに、各エピソードの愛について語るキャスト陣の姿が映し出されている。エピソード6の「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」で描かれるのは、距離や時差、言葉や文化の違いも越えた“リモートの愛”。ロサンゼルスでオンライン英会話の教師をするイギリス人のエマは、アメリカの大学で博士課程を取ることを目標にオンライン英会話を受講する日本人のマモルから投げかけられた、ある質問に心を揺さぶられる。お金を貯めるだけに過ごしていた単調な生活や元彼との関係に行き詰まりを感じていたエマは、マモルとのレッスンの時間に新たな楽しさを見つけていきますが、ある日突然「今日が僕の最後のレッスン」と告げらる。

エマを演じたスコットは「この物語の好きなところは、エマが今まで持っていた「成功」の形を捨てて、全く新しい選択肢を受け入れている点です」と告白。マモルとの出会いがエマの人生を大きく変えていくのだと明かした。そして、マモルを演じた池松は、“人を想う尊さ”が感じられる物語になっていると示唆しており、「オンラインで出会って恋をして、人を信じるという不確かなことの素晴らしさを改めて教えてくれる物語だと思っています」と、リモートでの運命の恋が描かれた本エピソードの魅力を語っている。さらに、映像では“日本でどんなデートがしたいか?”という議題に盛り上がるスコットと池松の仲睦まじい姿が映し出されている。

エピソード7の「彼が奏でるふたりの調べ」で描かれるのは、大人になった時にふと思い出す“忘れられない過去の恋愛”。主人公は、子供の頃から思ったことを口に出せないお人好しな性格の珠美。その性格は大人になっても変わらず、会社で上司に嫌味を言われても笑って誤魔化してしまうことが日常だった珠美は、とある出来事がきっかけで疎遠になってしまった高校の同級生・凛のことを思い出す。そして珠美は当時の恋心を忘れられず、凛との思い出を振り返るうちに、心の殻を破りある大胆な行動に出る。珠美の声を務めた黒木は、本エピソードについて「皆さんも経験をしたり、感じたことのある話で、すごく身近なものなんじゃないかなと思いました」と脚本を読んだ時の心境を語っている。

凛の声を務めた窪田が「共通の趣味は誰かと誰かを繋ぐもの」と明かすように、作中では音楽を通して徐々に距離を縮めていく2人の淡い恋模様が描かれている本作について「見る方の世代によってとらえ方が全然違い、良い意味で余白があるのでやりがいを感じた」と声を演じた心境を述べている。黒木は「大人になると一歩踏み出す勇気を持つことが難しくなると思うので、皆さんの背中を少しだけ押せるような作品になるといいなと思いながら演じました」と作品に込めた思いを明かしている。

運命の恋を描く2篇では、恋愛をきっかけにしながら、新しい自分を見出してゆく主人公たちの繊細な感情の変化を描いている。国境を越えたオンラインでの出会いや、ふとした瞬間に気づく身近な出会いなど、運命の人との出会いは人それぞれ。しかし、一歩を踏み出すことで人生を変えた主人公たちの姿には、誰もが共感できるはず。人生にちょっとした勇気がもらえるような特別映像となっている。

特別映像

Amazon Original『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』(全7話)は2022年10月21日(金)より配信開始!
監督:平栁敦子、黒沢清、荻上直子、廣木隆一、山下敦弘
出演:水川あさみ、前田敦子、榮倉奈々、柄本佑、伊藤蘭、石橋凌、成田凌、夏帆、永作博美、ユースケ・サンタマリア、ナオミ・スコット、池松壮亮、黒木華、窪田正孝
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