実写映画『耳をすませば』のスペシャル映像が解禁された。

1989年、柊あおいが少女コミック誌『りぼん』(集英社)で発表された青春恋愛漫画『耳をすませば』。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年にスタジオジブリがアニメ映画化した。そんな人気漫画原作を元に、新たな実写映画が誕生した。漫画・アニメ映画で描かれた中学生の物語はもちろん、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が加わり二重構造で描かれる本作。大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松坂桃李がW主演で演じ、平川雄一朗がメガホンをとる。

今回解禁されたスペシャル映像では、清野菜名、松坂桃李、山田裕貴、内田理央が青春時代を赤裸々に明かしている。収録日の10月14日が誕生日の清野、その3日後の10月17日が誕生日だった松坂が「お誕生日企画」と題して「耳をすませばチャレンジ」にトライする様子も収められている。

「甘酸っぱい青春時代のエピソード」を聞かれた清野は、学生時代は今と違い「目立ちたがり」で学級委員などにも立候補していたという過去を明かす。また、本作で大人になった雫が「仕事」か「夢」かの選択を迫られるシーンにちなみ、「人生の選択を決断するとき、何を基準に考えるか」といった質問も。松坂が「大学をやめるか、俳優を続けるか」の究極の選択に迫られた過去を語ると、同じく山田も「大学進学or俳優業専念」、内田も「銀行に就職or女優への道」で悩み、大きな選択をした過去を話す。すると清野も「地元の高校への進学or上京」で悩んでいたと明かし、自分の「直感」を信じて上京を決心したという学生時代の大きな決心を語った。 

また、この日誕生日を迎えた清野、3日後に誕生日を迎える松坂へ映画『耳をすませば』に登場する地球屋をイメージした大きなバースデーケーキをプレゼント。中学生キャストがケーキを運び込み、キャスト全員で盛大なお祝いを。オリジナルケーキは、劇中に登場する猫(ムーン)や聖司の自転車などのモチーフが飾られており、可愛らしいケーキに一同大興奮!さらに豪華なプレゼントを用意したという番組側だが、それを受け取るには「耳をすませばチャレンジ」をしなければならないという―。

「ある言葉を約5倍速で再生し、聞き取ることができればプレゼントをゲット」というチャレンジングな企画を聞いた松坂は「誕生日なのにもらえないパターンとかある?」とコメントし笑いを誘った。早速、企画にトライする清野・松坂だが、想像以上に速すぎる音声スピードで答えが分からず大焦り…。果たして無事正解してプレゼントをゲットできるのか?青春時代を垣間見れるような赤裸々トークや、難しすぎる「耳をすませばチャレンジ」にトライする様子から、キャストの素顔が垣間見える映像に仕上がっている。

スペシャル映像

『耳をすませば』は公開中!
監督・脚本:平川雄一朗
出演:清野菜名、松坂桃李/山田裕貴、内田理央/安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、音尾琢真、松本まりか、中田圭祐、小林隆、森口瑤子/田中圭、近藤正臣
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
©柊あおい/集英社 ©2022『耳をすませば』製作委員会