香取慎吾の第二回個展『WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』の記者発表会が11月2日(水)に渋谷ヒカリエで行われた。

香取慎吾の約3年ぶりとなる個展『WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』が12月7日(水)から2023年1月22日(日)まで、渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールAで開催される。2018年にパリ・ルーブル美術館にて自身初の古典「NAKAMA des ARTS」を開催、2019年に行われた「BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾 NIPPON 初個展」(IHIステージアラウンド東京)では18万人超を動員するなど、アーティストとしても注目を集めている。

今回の個展では、「BOUM! BOUM! BOUM!」で展示された作品や「JANTJE_ONTEMBAAR」、「週刊文春WOMAN」の表紙書き下ろし、そして本展のために制作される完全新作などを一堂に展示。また、東京会場となる渋谷ヒカリエは、開業10周年の記念ロゴマークを香取が制作するなど縁も深い。さらに、渋谷を皮切りに全国巡回も予定している。

「本当にうれしくて。本当はもっと早く開催したかった」と話す香取は「僕が絵を描いているのは、人に見てもらいたくて、いいね、素敵だねと言ってもらいたくて描いている部分があって」といい「個展をやるために3年間仕事をがんばってきました」と挨拶した。

ヒカリエでの開催には「とてもうれしく思っています」と話す香取だが、会場となるヒカリエホールAで行われた会見に「入るかなという感じです。出展する作品はだいたい決めたんですけど、198点ということなので。あと2点新しく描いて、200点飾ります」と笑いを誘った。

そのうち100点近くが初出展ということで、草彅剛と共演した舞台の最中にも描いていたというが「『終わったら絵を描きに行くんだ』って言ったら『え、明日2公演だよ!無理しないでよ』とちょっと怒られました(笑)」と振り返った。

個展のタイトルについては「自分は誰なんだろうと思うことがずっとあって」と明かす香取は「いろんな自分になる僕が、“私は誰って言いながら、プラスの意味だと笑顔でいっぱいの自分がいることが誇らしく、それが嬉しさで楽しかったりする。マイナスな面では、ふと自分が何者なんだろうと分からなくなるときもある。そんなことが絵に詰まっている」と語り、「みなさんの知らない香取慎吾も見れる」と明かした。

さらに前回の個展からは「より香取慎吾の深い部分を見てもらえる個展になる」と言い、「そんなに人生何度も個展をやれるわけではないから、出し惜しみなく自分をさらけ出していこうと思った」と意気込みを語った。

【写真・文/編集部】

『WHO AM I-SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』は月7日(水)~2023年1月22日(日)に渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール ホールAで開催。
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