全世界1,500万部突破の大ヒットミステリーを映画化した『ザリガニの鳴くところ』のリリックビデオが解禁された。
2019年~2020年の2年連続でアメリカで最も売れた本に輝き、日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門第1位を獲得、全世界累計1,500万部突破の大ヒットミステリーを映画化した『ザリガニの鳴くところ』。ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯でたったひとり育った、無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に見捨てられ、学校にも通わず、花、草木、魚、鳥など湿地の自然から生きる術を学び、ひとりで生き抜いてきた。そんな彼女の世界に迷い込んだ、心優しきひとりの青年。彼との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める…。
世界中を魅了した“ただのミステリーではない”繊細な原作世界がどのように映像化されたのか期待が高まっているなか、今回、自らも原作ファンという世界的歌姫テイラー・スウィフトが自ら一人で書き上げたオリジナル・ソングのリリックビデオが解禁された。
映像は、「『ザリガニの鳴くところ』を読んで、この本の世界にすっかり完全にはまってしまいました」と自らも原作の大ファンを公言し、映画化に際して「素晴らしい女優デイジー・エドガー=ジョーンズが主演し、優秀なプロデューサーのリース・ウィザースプーンが製作を務める映画が作られるらしいって聞いてすぐに、音楽で参加したいって思ったんです」と熱望したテイラー・スウィフトによるオリジナル・ソング「キャロライナ」のリリックビデオ。
テイラー・スウィフトから連絡を受けたリース・ウィザースプーンはその時の様子を「テイラーと彼女のチームから連絡が来たんです。本作の印象的な要素の多くを網羅した「キャロライナ」という曲を、テイラーが書き上げたって」と明かす。「この魅惑的な物語に合う、幻想的で優美な、心に長く残る曲を作りたいと思いました」と語るテイラー・スウィフトは、自ら真夜中に一人で歌詞を書き上げ、ザ・ナショナルのギタリストとしても知られるアーロン・デスナーがプロデュースし、映画の舞台となった時代の楽器も使われて作り上げられた。
そんなテイラーの書き上げた歌詞と重厚に響く彼女の声が本編とあわせて楽しめる本映像。一つの殺人事件をきっかけに、たった一人で自然の中で生き延びた少女の過酷な半生が明かされていく本作。歌詞には「あなたは私を見なかった 誰も私を見ようとしなかった」と、主人公・カイアが社会から見捨てられ、たった一人で生きていかざるをえなかった様子が描かれており、「いかないで」というように孤独であるゆえの寂しさも表わされている。一方で、カイアが暮らす湿地帯で起きた謎の殺人事件の容疑者としての一面も持つカイア。映像の最後には「私は拳を必ず使う」、「いやな場所へは絶対に近寄らない」という不穏なワードも。美しくも残酷な自然の中で暮らすカイアの想いを詰め込み、物語の重要なキーワードも感じさせる映像となっている。
はたして孤独な少女カイアは本当に殺人事件の犯人なのか?それとも…?ただのミステリーにとどまらない、この秋全世界を魅了する緻密で重厚な物語に期待が高まる。
リリックビデオ
『ザリガニの鳴くところ』は2022年11月18日(金)より全国で公開!
監督:オリヴィア・ニューマン
出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ、テイラー・ジョン・スミス、ハリス・ディキンソン、マイケル・ハイアット、スターリング・メイサー・Jr. and デヴィッド・ストラザーン