幕張メッセで開催中の「東京コミコン2022」で11月25日(金)に行われたセレブ・ステージにクリストファー・ロイドが登壇した。
2016年の第1回から毎年海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、ポップ・カルチャーの祭典として熱狂と感動を積み上げてきた東京コミックコンベンション(東京コミコン)。今年は3年ぶりのリアル開催として、11月25日(金)~27日(日)に幕張メッセで開催される。
代表作でもある『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のお気に入りシーンを聞かれると「難しい」と悩みつつ「『PART3』で列車に向かって馬で追いかけるシーンが印象的」と明かし、最初の6週間の撮影の後にマーティ役がマイケル・J・フォックスに変更されたことに「スティーヴン・スピルバーグに深夜の1時に集められて、『マーティを演じるのはマイケル・J・フォックスだと』言われて、驚いたけど化学反応が起きていたのは明確でした」と名作が生まれるきっかけを振り返った。
10月に開催されたNYコミコンでは、マイケル・J・フォックスとともに登場したクリストファーだが「イベントやプライベートでも一緒になる。彼はすごく勇敢で、大変な中でもユーモアを持っていろんな人に笑顔を届ける素晴らしい人。彼は強くて、彼と一緒に仕事ができたことを光栄に思っています」と称賛した。
また、デロリアンで行きたい時代を聞かれると「未来に行くことができたら、私たちの今の行動によってこれから訪れるであろう環境問題を覗いてきたい。そして、戻ってからそれをみんなに伝えたい。過去に戻ることができたら恐竜が生きていた時代に戻りたい」と語った。
さらに、『マンダロリアン』に出演すると報じられていることに「『マンダロリアン』?」ととぼけてみせたが、「撮影は楽しかった」と言い、「僕が出ていてもいなくても楽しい作品ですよ」とニヤリとした。
「コミコンに来ることができて日本のファンのみなさんに会うことができてうれしい。ドクだけじゃなくて、マーティだけじゃなくて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のキャストみんなをサポートしてくれるから、みなさんが繰り返し愛し続けてくれるから作品が生き続けてる」と日本のファンに向けてのメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
「東京コミックコンベンション2022」(東京コミコン2022)は2022年11月25日(金)~27日(日)に幕張メッセで開催!
東京コミコン2022公式WEBサイト