新宿バルト9にDolby Cinema®が12月1日（木）にオープンするのに先駆けて、11月29日（火）に内覧会が行われた。

ドルビーシネマは、映像と音響のパワフルな技術に、卓越したシアターデザインが組み合わせられることにより、映画館を最高に魅力的なシネマ体験を届ける空間へと変える。最新シネマ音響技術「Dolby Atmos®（ドルビーアトモス）」で全方位から音が流れるため、実際に映画の中にいるような感覚を味わうことができ、広い明るさの幅（ダイナミックレンジ）を表現できる技術（HDR）を採用した「Dolby Vision®（ドルビービジョン）」で非常に広大な明暗差を知覚させることができる。また、通路や待合スペースなど全てを黒を基調としたドルビーシネマの世界観に統一（インテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメント）している。

新宿バルト9のドルビーシネマは、12月1日（木）の映画の日にオープンする。今回行われた内覧会には、ドルビージャパン株式会社の大沢幸弘 代表取締役社長、さらにゲストとして女優・小林涼子が登壇した。

ドルビーシネマでの鑑賞もあるという小林は「毎回驚かされます」とコメント。自身が出演した『轢き逃げ 最高の最悪な日』（2019）が邦画初のドルビーシネマ作品として上映されたが、「本物の黒ということで奥行きがある。暗いシーンでも出演者の表情がすごく見えて、こんな顔をしていたんだ」と驚きがあったという。

今後もドルビーシネマでの上映作品が続々とラインナップされているが、これを見た小林は「『SLUM DUNK』は世代ですので楽しみでたまらない。『アバター』は没入感たっぷりで見たいなと思います」とコメントした。また、ドルビーシネマで見たい作品は「『アリー/ スター誕生』とか、『ボヘミアン・ラプソディ』とかは見てみたいと感じています。『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』はすごかったですね」と語った。

新宿バルト9が「日本で8番目のドルビーシネマ、都内では2番目」という国内での今後のドルビーシネマの展開について大沢社長は「もっともっと増やしていきたいと思っています」と明かし、「映画会社さんともご相談し、地域のバランスもありますので。“いくつまでいくぞ”という考え方ではなく、ニーズに応じて出来るだけ増やしていきたい」と語った。

【写真・文／編集部】