「かいけつゾロリ」35周年記念劇場版アニメ最新作『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』のプレミア上映会が12月1日(木)にTOHOシネマズ日本橋で行われ、生田絵梨花が登壇した。

いたずらの王者をめざすキツネのゾロリが双子のイノシシ・イシシ&ノシシをおともに旅をしながら、行く先々で大活躍する冒険劇「かいけつゾロリ」。本作は2019年に発売された「かいけつゾロリ スターたんじょう」をベースに映画オリジナルストーリーとして再構成。テレビシリーズの人気キャラクターも総出演します!おなじみのゾロリの冒険はもちろん、スターを目指す女の子・ヒポポの涙と感動の成長物語を、映画オリジナルの歌にのせて届ける。音楽で魅せるエンタテインメントの要素も加わってパワーアップした「かいけつゾロリ」35周年記念作品。

「自分の表情が使えないので、映像を見てヒポポちゃんがどんな表情をしているか、どんな目をしているか、目の中の色まで感じられるように声を当てていました」と声の演技の違いを語る生田。アフレコ前には「よりゾロリの世界に入り込みたい」と思いから、台本を1時間かけて「デコった」と明かした。

劇中では5曲を披露している生田だが「自信満々よ」という楽曲が気に入っていると言い、「自信がないと“自分なんて”と縮こまっちゃう感じがあるけど、自信満々だと言うことができたら割り切れる感じがする。負のエネルギーをプラスに変えられると信じられるということは日ごろから大事に思っている」と共感している様子だった。楽曲について「歌っていても楽しかった。自信がなかったヒポポちゃんがスターになっていくということで、細いところから余裕が出てくる深さを順を追って表現できたら」と意識していたという。

そんな生田は、歌の練習について聞かれると「一人カラオケに行きます。マイクを持たずに地声で(笑)聞こえちゃうのが恥ずかしいので。あとカラオケのマイクはうまく聞こえるから安心しちゃわないように」と明かした。

また、ヒポポと似ているところを聞かれると「緊張しやすいところです。今もするし、明日本番だとか大事なシーンがあると眠れなくなったり。心は大丈夫とか思っているけど、手が震えちゃってたりすることはあるので、ヒポポちゃんには共感できたし、成長している姿にも私自信も勇気をもらいました」と明かした。

さらに、イベントでは、サンタの衣装で登場したゾロリからぬいぐるみがプレゼントされた。そんなクリスマスの思い出を聞かれると、「クリスマス当日はチキンをみんなで食べたり、クリスマス限定の商品を食べたり楽しかったです」と振り返った生田。今年については「稽古とかしてると思うんですけど(笑)クリスマスっぽいものを食べたい」と明かした。

ヒポポにちなんで、“人生が変わった出会い”を聞かれると「出会う人一人一人にちょっとずつ変えてもらって今の私がいる」と言い、「10年間、自分を応援してくれる人とか味方になってくれる人がいたこと、独り立ちしてからも見守ってくださっているのは力になります」とファンへの思いを語った。

さらに、来年に向けて克服したいことを聞かれると「パクチーとミョウガが苦手で。今年パクチーは克服したんです。残すはミョウガのみなので来年は克服したい」と言うと、「それだけ食べられないの悔しいと思った。あと2つとも大人が嗜む食べ物と言うイメージがあるので大人になりたいなと」と理由を語った。また、「今年は独り立ちして充実した一年を送らせてもらったんですけど、はじめてづくしでいっぱい緊張して“あー”と思う瞬間もあったので、来年はもうちょっと踏みしめながら、楽しみながら丁寧にやっていけたらいいなと思っています」と抱負を語った。

【写真・文/編集部】

『映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』は2022年12月9日(金)より全国で公開!
監督:緒方隆秀
声の出演:山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴
特別出演:生田絵梨花、霜降り明星(粗品・せいや)
配給:東京テアトル
©2022 原ゆたか/ポプラ社, 映画かいけつゾロリ製作委員会