『まくをおろすな!』の完成披露舞台挨拶が12月13日(火)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、工藤美桜、寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、清水順二監督が登壇した。
本作は、映画初出演にして初主演の越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、話題のドラマ作品への出演が続いている工藤美桜、そして舞台を中心に活躍しているジャニーズの寺西拓人、原嘉孝、高田翔、室龍太、さらに竹中直人、岸谷五朗らが、新解釈で描いた実在の歴史的人物たちを意外な形で演じる話題作で、歌やダンス、殺陣、大胆なアクション、そして涙あり笑いありの超デラックスミュージカル時代活劇。
舞台挨拶には、主人公・紀伊国屋文左衛門役の越岡裕貴、近松門左衛門役の工藤美桜、堀部安兵衛役の寺西拓人、大岡越前守忠相役の原嘉孝、寺坂吉右衛門役の高田翔、犬屋敷郎府役の室龍太が、役衣裳で登壇した。
「完成披露舞台挨拶に登壇できるのは、もしかしたらこの後の人生でないかもしれない。絶対今後も作れるように頑張る」と感慨深げな様子の越岡は本作が映画初出演で初主演だが「これだけは確認したい。ドッキリじゃないですよね?まだ信用していません」と疑っている様子。今回は上映前の舞台挨拶となったが「いろんなシアター周ろうかな」と観客の反応が気になっているという。
今年2月に撮影が行われたという本作だが、「歌とかダンスとか殺陣もそうですけど、こっしーさんが練習に手伝ってくださって。自信がなかったので、殺陣の時も『おれのこと切っちゃう感じでいいから思いっきりやっていい』というのが安心できた」と振り返った工藤。そんな撮影現場について寺西は「こっしーが主演だからこその空気感が流れてた。頼りになると思いました」と称賛した。
また、撮影後には原の部屋に集まることもあったようだが、「誰とでも仲良くなれるイメージなんですけど、ある日、2人きりになる時があって、緊張した面持ちで『風呂入ってくる』って逃げたんです」という出来事があったという原。越岡は「活躍されているのはもちろん知っていたんだけど、部屋に行った時に一番乗りしちゃった」と言い、すぐ来るはずの寺西がなかなか来ない状況で「何十分も誰も来なかったから気まずくなって一回帰りました」とシャイな一面もあったという。
タイトルにちなんで“やめられないことやとめられないこと”を聞かれると、「お菓子をついつい食べちゃう」と言う室や、「二度寝がやめられない。二度寝用にアラームをかける」と明かす高田、さらに工藤は「深夜のカップラーメンがやめられない。食べちゃいけないってわかってるけどおいしい。肌荒れするし、明日もむくむしって思いながら」と明かし、最後になった越岡は「やっぱりファミリーマートのチキン」と、この日に情報解禁された生田斗真らと出演するファミリーマートのCMにちなんだ回答で、会場からは大きな拍手が起こった。
最後に越岡は「この作品のテーマでもある、自分で自分のおろすなって、本当にそう思うことが多々あって。こういう状況だからそう思うことがあるけど、絶対に自分でまくろおろしてはいけないなと常に思っていて。エンターテインメント溢れる作品です。元気とかポジティブになれたよということを持って帰ってもらえたら嬉しい。初主演で初出演の映画はこれしかないので。コメディシーンもたくさんあるので、楽しんでもらえる作品になっていると思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『まくをおろすな!』は2023年1月20日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
©「まくをおろすな!」製作委員会