知的好奇心をかき立てる新感覚グルメドラマ『À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~』のポスタービジュアルが解禁され、併せて追加キャストが発表された。

本作は、歴史料理研究家・遠藤雅司(音食紀行)のレシピ本「歴メシ!決定版 ――歴史料理をおいしく食べる」をドラマ化。吉祥寺から徒歩20分のところに住む、結婚15年目の夫婦、主人公・藤田ジュンとその夫・ヨシヲの夫婦の物語を歴史メシと共に描く。主役・藤田ジュン役に市川実日子、その夫・藤田ヨシヲ役に中島歩が出演する。

今回解禁されたポスタービジュアルは、あらゆる時代を彷彿させるカトラリーを散りばめたタイトルデザインと、近年の作品のビジュアルとしては珍しく、人物をあえてモノトーンカラーにし、色彩にとらわれないからこそ何か気になり、目を奪われ、ジュンを横目で見ているヨシヲという、作品の世界観をまるっと凝縮した他に類を見ない全く新しいポスタービジュアルのデザインに仕上がっている。

また、主題歌は本ドラマの劇伴ほか「名建築で昼食を」「ちょこっと京都に住んでみた。」の音楽を担当したベンジャミン ベドゥサックが作詞・作曲を手掛け、独特なスタイルと声で海外にも幅広いファンがいる阿児万寿美が歌う「Share」に決定。

市川実日子、中島歩からはクランクアップコメントが到着した。

市川実日子(藤田ジュン役)

まずはスタッフ、キャスト、全員が健康に終えられたこと、本当に良かったです。
とても繊細で、でも大胆な脚本だったので、どういう現場になるのか少し不安もありました。
タイトなスケジュールの中、いろいろな時間を経て、やっとチームのようになってきたなと思ったら終わってしまいました。でもこれが、この仕事の切なく素敵なところだなと思います。
スタッフのみなさんとお話することで、毎日元気をいただいておりました(笑) 現場にいて、みなさんの真剣なお仕事を間近で目撃するたび、私は私の仕事を頑張ろうって思っていました。
あと、ヨシヲが中島さんだったから、ここまでのびのび過ごせたのだと思います。
本当にありがとうございました。

中島歩(藤田ヨシヲ役)

本当に、市川さんが現場を盛り上げてくれて、楽しませてくれて、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
市川さんと一緒にいると、例えるなら中学生に戻ったような、学生時代に戻ったようなそんな毎日でした。
撮影自体はしっかり学生時代で例えられないくらい大変でしたが…(笑)
それ以上にスタッフの皆さんも、本当に大変だったと思いますけど、まずは撮影を終えたので
“お疲れ様でした!ゆっくり休んでください!良いお年を!”という想いでいっぱいです。
ぜひ作品楽しみにしてもらいたいです。

併せて、追加キャストが発表された。ジュンの叔母さん・高梁浩子役には、元宝塚星組・花組トップスター。「宝塚歌劇の殿堂」の最初の100人の一人として殿堂入り。現在は歌手としてコンサートやリサイタルなどで活躍している安奈淳

野菜直売所のおばちゃんには、映画、ドラマを中心に活動し、「ゲンセンカン主人」(石井輝男監督/’93)にて
第15回ヨコハマ映画祭・助演女優賞などを受賞している水木薫

ジュンが働く大学の教授・浜口あすか役には、国内外の演出家や映画監督に難役を任され、チェーホフ、テネシー・ウィリアムズ、別役実らが紡ぐ伝説的戯曲にも出演。「マクベス」(V・ベリャコーヴィッチ演出/’19) 「組曲虐殺」(栗山民也演出/’19)での演技により第27回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞、映画やドラマなどにも活動の場を広げている神野三鈴

ジュンの大学時代の友人・伏見佐紀役には、シンガーソングライターで、類まれなソングライティング能力と熱量の高い歌声で聞き手の心を大きく揺さぶり、多くの映画、ドラマの主題歌も手がけ、アートワークデザインや執筆なども行いマルチな才能を見せる安藤裕子

ジュンの姪・加賀沙良役には、2014年のジュノン・ガールズ・コンテストにてファイナリストに選ばれ、2015年から女優としての活動を開始した新進気鋭の若手女優で、近年ドラマや舞台、映画など数々の話題作でその活躍が注目されている芋生悠

『À Table!~歴史のレシピを作ってたべる~』は2023年1月9日(月)22:30よりBS松竹東急で放送ト(全12話/各話30分)
出演:市川実日子、中島歩、安奈淳、水木薫、神野三鈴、安藤裕子、芋生悠
©BS松竹東急/松竹撮影所