『JOHNNYS' World Next Stage』が1月1日(日・祝)に帝国劇場で開幕、ゲネプロが行われた。
2012年11月の初演以来、ジャニー喜多川さんのエンタテイメントの集大成として上演を重ねてきた『ジャニーズ・ワールド』『ジャニーズ・アイランド』シリーズの最新作『JOHNNYS' World Next Stage』が1月より上演。HiHi Jets、美 少年、少年忍者ほかジャニーズJr.総勢50人が出演し、東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦が2幕構成の各シーンを分担して演出を手掛け、全体の統括的な役回りを堂本が務めた。
2018年の『ジャニーズ・ハッピーニューイヤー・アイランド』でジャニー喜多川さんと共同で演出を手掛けた東山紀之は、5年ぶりに帝劇で演出を手がける。1幕では、太平洋戦争と朝鮮戦争を経験したジャニーさんが初演以来、作品のテーマとして大切にしてきた戦争の場面を担当。戦争にほんろうされる若者の愛をテーマに従来からの名場面を再構成。フォーリーブスの「君にこの歌を」が新たに加わり、ウクライナ戦争で再注目されたSMAPの「Triangle」をジャニーズJr.がパフォーマンス。さらに少年隊の「Act-Show」を皮切りに、身体能力、ダンス力が必要とされるパフォーマンスが続き、「宙船」「ルパン三世のテーマ」、そして「硝子の少年」「スニーカーぶる~す」「Real Face」「夜空ノムコウ」も、新たなパフォーマンスで届ける。
2000年以来『SHOCK』シリーズに主演し続け、ジャニー喜多川さん亡き後は作・構成・演出も務め、『ドリームボーイズ』演出も手がける堂本光一は、全体の構成を担当し、3演出家の担当場面が一つのショーとして進行するように統括した。ジャニーさんが愛した『ジャニーズ・ワールド』の名場面の数々を1幕前半で再現。ジャニーさんが、帝国劇場へ全世界から観に来てほしいと願って演出した、オリジナリティあふれる名シーンの数々を凝縮して贈る。また、ジャニーさんが手掛けた歴代ミュージカル作品『PLAYZONE』『Endless SHOCK』『DREAM BOYS』『ジャニーズ伝説』のナンバーをメドレーとして構成。さらに、堂本が作詞・プロデュースを手掛けた新テーマ曲『天からの手紙』は、ジャニーさんのジャニーズJr.へ向けてのメッセージから始まり、ジャニーさんの想い、ジャニーズ・アーティストの未来に向けての想いが一つになった大ナンバーとなっている。
26年間V6としてジャニーズ作品だけでなく様々な演劇経験を積んで、帝国劇場で演出家デビューを果たす井ノ原快彦。この3人でジャニーズの素晴らしい財産を守りつつ、大切な作品に新しい風を入れていこうという考えのもと、舞台演出に初挑戦。演出が決まって、全キャストと面談の機会を持った井ノ原は、ジャニーズJr.たちの想いを新たな物語にしたためた。悶々とする少年たちに、誰かが手を差し伸べ、未来へ向けて前進させる物語語は『ジャニーズ・ワールド』屈指の名曲「Not Enough」へとつながる。さらに、HiHi Jets、美 少年、少年忍者それぞれの想いを、井ノ原が受け止めてプロデュースを手掛けた、3つの新曲が誕生した。
【写真・文/編集部】
『JOHNNYS' World Next Stage』
演出:東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
出演:HiHi Jets(髙橋優斗・井上瑞稀・橋本涼・猪狩蒼弥・作間龍斗)
美 少年(岩﨑大昇・佐藤龍我・那須雄登・浮所飛貴・藤井直樹・金指一世)
少年忍者(ヴァサイェガ渉・川﨑皇輝・北川拓実・織山尚大・黒田光輝・ 安嶋秀生・内村颯太・深田竜生・元木湧・檜山光成・青木滉平・豊田陸人)
2023年1月1日(日)~1月26日(木)(36回公演)
※全日程即日完売