『JOHNNYS' World Next Stage』が帝国劇場で開幕、1月3日（火）に会見が行われた。

2012年11月の初演以来、ジャニー喜多川さんのエンタテイメントの集大成として上演を重ねてきた『ジャニーズ・ワールド』『ジャニーズ・アイランド』シリーズの最新作『JOHNNYS' World Next Stage』が1月より上演。HiHi Jets、美 少年、少年忍者ほかジャニーズJr.総勢50人が出演し、東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦が2幕構成の各シーンを分担して演出を手掛け、全体の統括的な役回りを堂本が務めた。

猪狩蒼弥（HiHi Jets）は以前との違いとして、「リハーサルの開始が早かった」ことと、ヨガマットを持参して演目のリハーサルの前に1時間ほどの「レッスンのためのレッスン」があったという。そんなレッスンでは、演出を担当した東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦については「褒めて伸ばすタイプ」と明かした。髙橋優斗も「力を入れてくださっている感じが、よりがんばろうというエネルギーになる」という。

井上瑞稀（HiHi Jets）は、東山が担当している戦争シーンの演出では「あえて落ち着くことでお客さんが泣く場面で、自分が泣かないほうがいいというお話をしてくださった。新鮮で楽しかったです」と明かし、「立ち方、歩くスピード、振り向き方全部指導してくださって。しかも東山さんが演じてくださるので分かりやすくて」とその演出方法が参考になったという。

浮所飛貴（美 少年）は堂本からの演出で「とにかく笑顔で、明るい部分を前面に出すことを意識してステージに立っています」と明かし、那須雄登は殺陣のシーンの稽古で「実際に光一くんの殺陣が見れたんですけど、めちゃくちゃかっこよくて、それにみんなが引っ張られて」と同じく堂本から受けた演出について語った。

また、井ノ原からの演出について、橋本涼（HiHi Jets）は「パッションが一番あるのがイノッチ。カウントダウンのリハーサルのときに、朝から昼間で（カウントダウンの）リハーサルをして、夜までの間にイノッチと東京ドームで芝居稽古していました」と明かし、さらに「“ここが分からない”と言ったら、イノッチ自ら台詞を読んでボイスメッセージで送ってくれるんです。愛が深かったと思います」という。

さらに、堂本が作詞・プロデュースをした新テーマ曲『天からの手紙』について、浮所は「1番はジャニーさんのことを思って目線も上に向かって歌って、2番は教えられたことを自分の中で感じながら歌うという、作詞した側の気持ちを教えてくださって、僕らもより曲に入り込みやすい」とコメント。最後に髙橋は「最後まで全員で走りきりたいと思っています。ジャニーさんが愛した舞台を盛り上げて、帝劇自体も盛り上げたいと思っています」とメッセージを伝えた。

【提供写真、文／編集部】

『JOHNNYS' World Next Stage』
演出：東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦
エターナル・プロデューサー：ジャニー喜多川
出演：HiHi Jets（髙橋優斗・井上瑞稀・橋本涼・猪狩蒼弥・作間龍斗）
美 少年（岩﨑大昇・佐藤龍我・那須雄登・浮所飛貴・藤井直樹・金指一世）
少年忍者（ヴァサイェガ渉・川﨑皇輝・北川拓実・織山尚大・黒田光輝・ 安嶋秀生・内村颯太・深田竜生・元木湧・檜山光成・青木滉平・豊田陸人）
2023年1月1日（日）～1月26日（木）（36回公演）
※全日程即日完売