舞台は海へ―『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のキャスト陣がキャラクターの“オリジン”を語る特別映像が解禁された。

全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。ジェームズ・キャメロン監督が長年心血を注ぎ、新たな金字塔を打ち立てる作品『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。舞台は第1作から約10年後、地球からはるか彼方の惑星パンドラの神秘的な世界。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた―。

今回、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラングら主要キャスト陣が、キャラクターたちの“オリジン”を解説する特別映像が解禁された。『アバター』の物語から約13年―。神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイク・サリーは、ナヴィの⼥性ネイティリと家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。しかし、再びクオリッチら人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることに…。

映像では、神秘的なパンドラの森、本作の舞台となる美しい海、そしてそこに暮らすナヴィ達の葛藤や成長がドラマチックに映し出されていく。ジェイク一家の養子であり、物語の鍵を握る少⼥・キリを演じたシガニー・ウィーバーは、プロデューサーのジョン・ランドーから〈14歳の少⼥に向けた役作り〉について聞かれると「監督に言われた。“君の立ち振る舞いは14歳っぽいから問題ないよ”とね。多くの人の記憶にあると思うけど10代の頃は孤独感に悩むものよ。キリは森の中に居場所を見いだす。植物といるほうが落ち着くの」と語り、キリと同じように悩み成長した幼い頃の記憶を参考にしながらキャラクターを作り上げていた。映像では、キリが雄大な自然の中でイキイキとした表情を見せる一方で、新しい環境に馴染めず思春期の少⼥のように悩みを抱える姿も描かれ、心の機微を描きながらドラマチックでエモーショナルな物語を予感させる。

そして、本作では母になったネイティリを演じたゾーイ・サルダナは「強い女性に囲まれて育ったからその経験を作品に生かせてよかった。母になった今、ネイティリを演じるのは、まさに“内なる旅”だった。いい経験になったわ」と、“族長の娘”であり“母親”でもあるネイティリに重なる部分があると明かす。今回の映像内では、親となったジェイクとネイティリが愛する子供たちと過ごす姿や、侵略する人類に戦士として立ち向かう勇ましい姿も見せている。

前作に引き続き登場し、ジェイク一家を翻弄するクオリッチ役のスティーヴン・ラングは「“古い考えにとらわれた視野の狭いキャラクター”それが前作のクオリッチだ。しかし、今作でナヴィに転生したことで
視野が広がったんだ。任務達成に向けて猛進していた自分に疑問を抱くようになった。パンドラが彼を変えた。」と、クオリッチの変化に自信を覗かせている。劇中では肉体の変化だけでなく、クオリッチの知られざる過去や心情の変化も描かれているが、果たして、侵略を目論むクオリッチ率いる人間たちに追われるジェイク一家の行く末はどうなるのか?愛する家族のためにジェイクやネイティリらが熾烈な戦いに身を投じていく姿は、心揺さぶられること間違いない。

特別映像

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国で公開中!
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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