窪塚洋介主演映画『Sin Clock』の本編映像と場面写真が解禁された。
社会からも家族からも見放されたタクシードライバー・高木。奇妙な偶然が呼び寄せた、巨額の黒いカネを手にするチャンス。鍵を握るのは一枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく――。主演に窪塚洋介を迎え、監督・脚本を務める新鋭・牧賢治が商業映画デビューを果たした本作は、最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ《偶然の連鎖》に導かれ、たった一晩の《人生逆転計画》へ挑む様をスリリングに描き出す。
今回、主人公らが裏社会に足を踏み入れる緊迫感あふれるシーンの本編映像と、黒スーツに身を包み煙草をくゆらせながら危険な男たちとの交渉に挑む、張り詰めた空気と大人の色気漂う場面写真が解禁された。仕事と家族を失った主人公・高木シンジ(窪塚洋介)、サヴァン症候群により驚異的な記憶力を持つ元数学教師・番場ダイゴ(坂口涼太郎)、賭博狂で元自衛官・坂口キョウ(葵揚)の3人は、前職をクビになった時期が「3か月前」、誕生日が「3月3日」と、「3」という数字に奇妙な共通点を持ち、それぞれがどん底の人生を生きていた。“持たざる者”である彼ら3人のタクシードライバーの運命が交わった時、“偶然の連鎖”に導かれ、予測不能なスリリングな一夜が幕を開ける。
数奇な数字「3」が象徴的な本作、公開までいよいよ“33日前”になった本日、3人のタクシードライバーが裏社会へと足を踏み入れる様子を捉えた緊迫感あふれる本編シーンと場面写真が一挙解禁された。映像では、GEZANによるテーマソング「赤曜日」をバックに、人生逆転を賭けた強奪計画を成功させるため、裏社会の危険人物との交渉に向かう3人の姿が映し出されている。薄暗い公衆トイレで身支度を整えたのち、闇夜の路地裏を黒のスーツに身を包み、煙草をくゆらせながら歩く姿からは、後戻りできない危険な世界へ足を踏み入れることへの覚悟が伺い知れる。強奪計画の成功が懸かった重大な夜を3人で越えることができるのか、期待と不安が入り混じる緊迫感あふれる映像となっている。
本編映像
併せて解禁された写真には、鏡の前でネクタイを締め直し、目線を落としながら煙草に火をつける窪塚演じるシンジの姿が収められており、社会からも家族からも見放されたうだつの上がらない人生を送っている男とは思えない程の、限界を知らない色気が見て取れる。さらに、Jin Dogg演じる半グレのヤスと藤井誠士演じる闇ブローカーのチバとの取引に挑むシーンを捉えたカットからは、煙草を吸いながら落ち着いた余裕を見せるシンジ、己の柔和さを見透かされまいと固く口をつむぐダイゴ、目をギラつかせ相手を睨みつける強気で血気盛んなキョウと、失敗の許されない危機的状況下での様子が三者三様に収められている。
『Sin Clock』は2023年2月10日(金)より新宿ピカデリーほかで公開!
監督・脚本:牧賢治
出演:窪塚洋介、坂口涼太郎、葵揚、橋本マナミ、田丸麻紀、Jin Dogg、長田庄平、般若、藤井誠士、風太郎、螢雪次朗
配給:アスミック・エース
©2022映画「Sin Clock」製作委員会