舞台は海へ―『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の特別映像が解禁された。
全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。ジェームズ・キャメロン監督が長年心血を注いだ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の舞台は第1作から約10年後。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた―。2022年12月16日に全世界公開された本作は、全世界歴代興行収入7位に浮上。全世界興行収入は$1,901,201,348(日本円で約2,426億円/1ドル127.66円換算、1月16日時点 ※BoxOfficeMojo調べ)を突破している。
今回、ドラマチックな物語の舞台となる神秘の星パンドラの魅力を、圧倒的な映像美で紹介する特別映像が解禁された。雄大なパンドラの大自然が、没入感溢れる映像と共に映し出される本映像。宙に浮く巨岩で形成される“ハレルヤ・マウンテン”や、白い砂浜、エメラルドグリーンの海に囲われた熱帯の楽園など、我々の想像をはるかに超えた自然の美しさに思わず目を奪われてしまう。このパンドラの地で、ナヴィを含めた様々な生物たちは、子を産み、育て、そして死んでゆく。そこには完全なエコ体系が形成されており、あらゆるバランスが完璧にとれた“調和”がそこにはある。そして、この完全なる均衡を崩すのが人類だ。パンドラの資源採掘のみを目的にした人間たちが、主人公ジェイクやその家族、更にはパンドラのあらゆる生物たちを脅かす…。
この美しいパンドラの世界で展開されるジェイクとその家族の絆の物語。ジェイクの海兵隊時代の上官だったクオリッチ大佐を中心とする人類側の情け容赦ない攻撃の中で、ふとした瞬間に垣間見えるジェイク家のドラマ。特に、生まれ故郷の森を追われ、よそのものとして海辺の部族たちに交じって暮らすことになったジェイク家の子供たちの“葛藤”や、それを乗り越えて大きな成長をみせる姿に思わず胸を打たれる。
ジェイク家の長男ネテヤムを演じたジェイミー・フラッターズは「ネテヤムはこの物語のヒーローになろうとしています。でも子供というのは、そうしようとすればするほど失敗しますよね。」とネテヤムに成長途中の青年の葛藤があることを語る。ジェイク家の次男ロアクを演じたブリテン・ダルトンは「ロアクは異端児です。彼は世の中で孤独を感じています。まだ自分の居場所がわからずにいる。それは父であるジェイクが偉大過ぎる存在だからです。彼は皆から信頼されて、世界を変えたいと思っているけれど、どうすればそれが出来るのかが彼には分っていないのです」と、圧倒的な存在になってしまった父の影響を受けながら、ロアクは必死に自分のアイデンティティを見つけ出そうともがいていることを語っている。
そして、この子供たちのドラマこそ本作のメインテーマといっても過言ではない。ジェームズ・キャメロン監督は「この映画の製作が進むにつれて、最終的にはジェイクとその妻ネイティリの物語というよりは、むしろ彼らの子供たちの物語になりました。彼らはそれぞれとても興味深いキャラクターなので、この作品の大半は、彼らを追っているのです」と彼らの物語の重要性を明かしている。
特別映像
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国で公開中!
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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