『なのに、千輝くんが甘すぎる。』完成披露試写会にキャスト・監督が登壇

『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の完成披露試写会が1月25日（水）に丸の内ピカデリーで行われ、高橋恭平（なにわ男子）、畑芽育、板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、鈴木美羽、新城毅彦監督が登壇した。

原作は、そのインパクトあるタイトルと、次から次へと登場する女子憧れの胸キュンシチュエーションが話題となり、全国のティーン女子たちがドハマりする、憧れ度No.1“片想いごっこ”ラブストーリー。陸上部のエースで学校イチのイケメン・千輝彗役を、本作が映画初主演となるなにわ男子の高橋恭平が務め、ヒロインの如月真綾を畑芽育、さらに千輝のライバル役を板垣李光人が務めるほか、莉子、曽田陵介らフレッシュで今旬なキャストが顔を揃えた。監督は『ひるなかの流星』『午前0時、キスしに来てよ』など次々とヒット作を生み出し、ラブストーリーに定評のある新城毅彦が務める。

舞台挨拶の冒頭では「昨日すごく寝れなかったです」と緊張していることを明かした高橋。劇中では“片想いごっこ”を演じる高橋と畑だが、「一見クールに見られがちなところは共感したり、一緒だなと思うところがあったり。千輝が胸キュンなところを入れたりするキャラなので、胸キュンさせるという感覚より、胸キュンさせちゃったみたいな感じで意識していました」と振り返った高橋。

そんな高橋について、曽田は「たまに名言っぽく言ってるよね、胸キュンワード」と言うと、「胸キュンワードは言ってないです（笑）好きなんです、名言集みたいなのが」明かす高橋は、具体例を聞かれると「一より百が好き。下を見るなら上を見ろみたいな。あるようでない言葉を作りたい」と“名言”を披露した。その高橋から撮影の合間に話しかけられたという曽田は「『好きなゲームある？』と（聞かれて）、距離の詰め方が座長だなと」と感じたこともあったという。

また、“胸キュンシーン”については「僕がブレザーの制服を着ていることで最強と最強ですよね」とコメントしつつ、照れ笑いを浮かべた高橋は「お姫様抱っこは胸キュンシーン。プライベートや仕事で、メンバーをお姫様抱っこすることはあるんですけど。道枝駿佑だったり。そういうのしかないので、“ザ・胸キュン”のあのシーンはいい」と自信を見せた。そのシーンについて畑は「だいぶてこずっていた気がします」と明かすと、高橋は「そっと大きい卵を落とさないようにと言うか、丁寧に過去一に優しいお姫様抱っこをしました」と振り返った。

一方で「芽育が人見知りすぎて、扉をこじ開けるのにめちゃくちゃ時間が」と明かす莉子だが、仲良くなってからは「みんなでお誕生日をお祝いした」という畑。続けて、“いま片想いしているもの”を聞かれて「車」と書いた莉子は1年前に免許を取ったものの車を買っていないことを明かすと、畑は「車乗せてって頼んでる。ドライブ行きたいね」と仲の良さをうかがわせるエピソードを披露した。

その畑は、「ちいかわ」に“片想い”していると答え、「キャラクターが大好きで、（想いが）届くことはないので片想いかな」と言い、「サウ活」と書いた高橋は「週5とかで行っています。仕事終わりに夜行って気持ちよく寝る。ととのいたいんです」と明かした。

最後に高橋は「ベストオブ胸キュンストーリーになっていると思います。これから片想いをする方だったり、もっと青春を味わいたいという方だったり、いろいろな世代の方が楽しめる作品です」と本作をアピールした。

【写真・文／編集部】