第95回アカデミー賞のノミネーションが1月24日[現地時間]に発表され、ディズニープラス配信作品が4作品が計8部門にノミネートされた。
先日発表されたゴールデングローブ賞でアンジェラ・バセットがMCU初の助演女優賞を獲得した『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2月1日配信開始)は、アカデミー賞でも助演女優賞にノミネートされ、さらに衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、視覚効果賞、歌曲賞と5部門にノミネート。前作は3部門(作曲賞、衣装デザイン賞、美術賞)の受賞だったが今回はMCU初のアカデミー賞助演女優賞候補のアンジェラ・バセットが念願の初オスカー獲得となるかに注目が集まる。なお、アンジェラ・バセットはディズニープラスの「スター」で配信中の『ティナ』で主演女優賞にノミネートされて以来、2度目のアカデミー賞ノミネートとなる。
また、今を生きる人々を笑顔で包み込み、明日への元気をくれる物語『私ときどきレッサーパンダ』が長編アニメーション賞にノミネート。この部門の常連であるディズニー&ピクサー作品は7年連続のノミネートとなる。今回受賞すれば『トイ・ストーリー4』以来3年ぶり、そしてディズニー&ピクサーの11作品目のアカデミー賞長編アニメーション賞となる。
そして、昨年のサンダンス映画祭でプレミア上映されると大きな話題となった、勇敢なフランス人科学者であるカティアとモーリス・クラフト夫婦が愛する火山との運命的な関係を描いた物語『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』がドキュメンタリー賞にノミネート。さらに、戦時中のカトリック系女子校を舞台にクリスマスケーキを巡って描かれる、無邪気さと欲望と幻想の物語『無垢の瞳』が短編映画賞にノミネートされた。
第95回アカデミー賞の授賞式は3月12日[現地時間]にロサンゼルスのドルビーシアターで行われる。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
ノミネート部門
助演女優賞(アンジェラ・バセット)
衣装デザイン賞
メイキャップ&ヘアスタイリング賞
視覚効果賞
歌曲賞(リアーナ「Lift Me Up」)
『私ときどきレッサーパンダ』
ノミネート部門
長編アニメーション映画賞
『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』
ノミネート部門
ドキュメンタリー賞
『無垢の瞳』
ノミネート部門
短編映画賞