舞台は海へ―『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界歴代興行収入5位にランクインした。

全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。ジェームズ・キャメロン監督が長年心血を注ぎ、新たな金字塔を打ち立てる作品『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。舞台は第1作から約10年後、地球からはるか彼方の惑星パンドラの神秘的な世界。元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた―。

2022年に話題となった『トップガン マーヴェリック』を抜き、2022年の全世界興行収入No.1の記録を樹立した本作。1月27日時点で全世界興行収入20億5473万ドル(約2,668億円、1ドル=129円換算/1月27日時点、Box Office Mojo調べ)と、現在も破竹の勢いで数字を伸ばし続けている。

そして公開から6週目にして、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)を超え、ついに全世界歴代興行収入ランキング5位にランクインを果たした。TOP 5の中、ジェームズ・キャメロン監督作品は3本がランクインという前人未踏の偉業を達成したことになる。

現在5位の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』だが、4位までもあと約1700万ドルと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』超えもほぼ確実となっている。そして1位『アバター』(29億2,291万ドル)、3位『タイタニック』(21億9,469万ドル)と自身の持つ記録にどこまで迫るのか、果たして監督自信が打ち立てた記録を超えることが出来るのか。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の行方から目が離せない。キャメロン監督は「映画界は今後10年、『アバターの10年』になる」と宣言していたが、それもうなずける程の世界的な社会現象となっており、今後予定されている続編への期待もさらに高まる。

また、本年度アカデミー賞では作品賞を含む4部門(作品賞・視覚効果賞・音響賞・美術賞)にノミネートを果たした。第95回アカデミー賞授賞式は、3月13日(月)[日本時間]にロサンゼルス・ドルビーシアターで行われる。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国で公開中!
監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.